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国道6号「右折レーン新設」の効果は? 直進車が難儀していた松戸隧道交差点、改良後は“減速”が減少

くるまのニュース / 2023年2月6日 9時40分

国道6号松戸隧道交差点の、右折レーンについての整備効果が発表されました。交差点の改良によってクルマの流れはどのように変わったのでしょうか。

■直進・右折ともに通過時間が短縮

 国土交通省関東地方整備局千葉国道事務所は2023年2月2日、国道6号の松戸隧道交差点(千葉県松戸市)に右折レーンを設置したことによる整備効果を発表しました。

 松戸隧道交差点は丁字路になっており、国道6号から国道464号が分かれています。国道464号はこの交差点を起点とし、鎌ケ谷市や印西市を経て成田市に至ります。

 このため北総地域へ向かうたくさんのクルマがこの交差点を通りますが、交差点の東京方には右折レーンがなく、下り2車線のうち右側車線には直進車と右折車が混在。そしてこれを避けて左側車線に割り込む直進車もおり、渋滞が慢性化するとともに交通事故も発生していました。

 そのため、混雑と事故発生リスクの軽減を目的に右折レーンが整備されることとなり、2022年7月21日から供用されています。

 また、前年の2021年には、隣接する松戸警察署前交差点にも右折レーンを新設しています。

 千葉国道事務所によると、これら2か所に右折レーンを整備した結果、事故発生のリスクとなる車線変更車両が約53%減り、左側車線で減速する直進車も約61%減ったといいます。

 渋滞は、右折レーン設置前は松戸隧道交差点を先頭に800m延びていたものが、対策後は250mに短縮されたそうです。

 国道6号の外かん矢切入口交差点から松戸隧道交差点までの直進車の通過時間は、対策前と比べ18%短い3分42秒に。右折車は4%減の5分48秒になったとしています。

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