アンダー130万円! 「一番安い」普通乗用車ってナニ? 最安の新車は2車種あり! 低価格のヒミツは?
くるまのニュース / 2023年3月19日 18時10分
様々なものやサービスが値上がっている昨今、クルマの価格も上昇しています。では、国産車のうち軽自動車ではない普通乗用車で最も安いクルマは何なのでしょうか。
■アンダー130万円! 同価格で2車種あり?
昨今、ものやサービスの価格が上昇している傾向にあります。特に日用品の値上げは普段の生活でもその影響を身近に感じられます。
一方で、クルマの新車価格も安全性能や環境性能の向上などの要因もあり上昇しています。では、軽自動車を除く国産乗用車で最も安いクルマは一体どのようなモデルなのでしょうか。
現在展開されている国内メーカーのラインナップを見ると、軽自動車であれば100万円を切るモデルもいくつか存在しますが、乗用車では存在しません。
そんななか、最廉価モデルが130万円を切るクルマが2車種展開されているのです。
トヨタ「パッソ」/ダイハツ「ブーン」は、両社が国内で初めて共同開発したコンパクトカーで、2004年より販売されています。
登場当初、テレビCMなどでは「プチトヨタ」というキャッチフレーズを採用し、このフレーズが示すとおり、軽自動車を除いたトヨタのラインナップ中では最も価格の安いクルマとなっています。
3代目となる現行型は2016年4月から販売されており、開発・生産はダイハツが担当。
ボディサイズは全長3650-3680mm×全幅1665mm×全高1525mm。トヨタの人気コンパクトカー「ヤリス」よりもサイズは小さく、ワンクラス下に位置しています。
エクステリアはキャビンを包み込むキャラクターラインに加え、低重心に構えたバンパー下部の八の字型シルエットを採用したことなどが特徴です。
現行モデルの価格(消費税込)は、最廉価モデルであるパッソの「X」と、ブーンの「X“SA III”」ともに127万5000円から設定されています。
この低価格の実現にはダイハツの「e:Sテクノロジー」の存在が大きいと言えます。
e:Sテクノロジーは、エネルギーロスを抑えたエンジンやボディ骨格の合理化による軽量化、空気抵抗や転がり抵抗の低減などを図った技術のことを指し、これらによって低燃費・低価格・省資源が実現できるといいます。
主に軽自動車に向けたもので、2011年に登場の「ミライース」に初採用されましたが、これを普通車であるパッソ・ブーンにも採用されました。
また2021年の改良で、全グレードで衝突被害軽減ブレーキなどの先進運転支援「スマートアシストIII」を標準装備化するなど、国産乗用車で最安モデルであるとはいえ、安全装備も年々高められています。
※ ※ ※
日本メーカーでは途上国などに向けて、国内では展開されていないエントリークラスのクルマを販売していることがあります。
SNSなどでは近年、シンプルな装備で低価格な新型車を求める声も多く上がっており、パッソ・ブーンクラスのクルマが他メーカーからも登場すれば、人気車種となりうる可能性も十分に持っていることでしょう。
外部リンク
- 【画像】カラフルすぎる! 「最安乗用車」のカラーがスゴい! 「パッソ」「ブーン」を画像で見る(32枚)
- アンダー70万円の“ちょっとデカイ”「アルト」が人気すぎ!? MTアリのスズキ「最小級コンパクトカー」とは
- アンダー200万円! ホンダ新型「シティ」正式発売! 6MT搭載し爆走「スポーティセダン」として印で登場
- 「カオス」なトヨタ“最小級SUV”登場!? まさかの「裏原宿」系ブランドとコラボ! 意外すぎな「アイゴX UNDERCOVER」にユーザーの声は
- アンダー90万円でMTのみ! スズキの新型ミニバン「イーコ」が”大人気”すぎて“偉業”達成!? 3.7mボディに7名乗車可能な“最も愛されるインド製バン”とは
この記事に関連するニュース
-
クルマの価格はまだまだ上がる? 下がる要素がとても少ないワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月17日 6時5分
-
「軽自動車」と「普通車」どっちがイイ? 大きさ・走り・維持費はどう違う? 「軽」に適してるのはどんな人?
くるまのニュース / 2024年5月9日 15時10分
-
4月に「イチバン売れたクルマ」は何? “背の高いモデル”が人気か!? 納期「長すぎ問題」は解消か 24年4月の販売台数ランキング発表
くるまのニュース / 2024年5月8日 18時40分
-
コスパの高さが異常…スズキの新型軽「スペーシア」が、「これで153万円は安すぎる」と絶賛されている理由
プレジデントオンライン / 2024年5月5日 11時15分
-
ダイハツ新社長「トヨタと組みながら戦っていく」 不正防止策受けた開発計画を年内にも策定
東洋経済オンライン / 2024年4月24日 8時0分
ランキング
-
1ワークマンの「機能的なサンダル」3選 2000円前後で買える、アウトドアでも活躍する優秀アイテム
Fav-Log by ITmedia / 2024年5月18日 9時55分
-
2煮物だけじゃない!スーパーフード並みの栄養価「切り干し大根」の意外な食べ方
週刊女性PRIME / 2024年5月18日 8時0分
-
3ヤマトHDを苦しめる「2024年問題」…大幅減益で株価も大幅下落(小林佳樹)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月18日 9時26分
-
4有毒植物の“誤食”に要注意 死亡例も 農水省が注意喚起
オトナンサー / 2024年5月18日 20時10分
-
5紫式部に好意をもっていたからではない…10年無職だった紫式部の父・為時を藤原道長が大抜擢したワケ
プレジデントオンライン / 2024年5月12日 17時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください