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スバルエンジン搭載の「ポルシェ」があった…!? 水平対向エンジン搭載の「夢の激レア仕様」が北海道で販売中! 驚きの個性が凄かった

くるまのニュース / 2023年3月27日 10時10分

日本の中古車市場で1980年代にヨーロッパの耐久レースで活躍したポルシェを忠実に再現したレプリカレーシングカーが販売されています。

■外観はレーシングカーなのに公道走行可能!?

 1980年代、ヨーロッパの耐久レースで活躍したポルシェのレーシングカーのカラーリングを忠実に再現したレプリカ車が、日本の中古車市場で販売されています。

 レプリカの元となるレーシングカーは、1980年代に活躍したポルシェ「956」です。このクルマは、ルマン24時間レースをはじめとした耐久レースに出場し、ポルシェに栄光をもたらした名車といえます。

 そんな当時のポルシェのレーシングカーを細かく再現したこのレプリカ車ですが、当時のスポンサーとしてついていた「ロスマンズ」のカラーリングは、実際にレースに参戦していたモデルと瓜二つといっても過言ではありません。

 ベースとなるのは、ニュージーランドのSAKER「GT」というモデルです。

 SAKERは、おもにレーシングカーを製作するメーカーで、実際に数々のレースにも参戦し、そのノウハウを活かしてGTのような、ロードゴーイングモデルも製作しています。

 GTは、ロードゴーイングモデルであるとはいえ、基本的にはレース用に特別に設計されたモデルであるため、そのスタイリングはレーシングカーそのものであり、956のレプリカ車を制作するベースとして最適なモデルと言えます。

 このレプリカ車の心臓部には、スバル製のEZ30ボクサーエンジンが搭載されています。これは、スバル「レガシィ」の3代目モデル(BE/BH型)や、4代目モデル(BL/BP型)に搭載されているエンジンです。

 トランスミッションは5速MTとなっており、車両重量930kgと、非常に軽量な1台で、956を意識したスポーティなクルマです。

 さらに、このクルマはなんと公道での走行が可能となっています。販売店が車両の改良を行い、車検も取得していることから、日常的に使用することも可能となっています。

 この個体の販売店の担当者によると「このクルマはニュージーランドから、ほぼ完成したモデルを輸入しました。オレンジのウィンカーや、カットラインが左上がりになるように調整し、高さ、幅、面積なども、すべて日本の関連法規に適合するように対応しています」と話します。

 また、このクルマのセールスポイントについて、同担当者は「スーパーカーと違って、人と被らないところがもっとも魅力的といえます」と希少性の高さが売りとコメントします。

 加えて、ユーザーからの反響については「当時のレーシングカーを知っているお客様は、かなり感動してくれる」といいます。

 当時ルマン24時間レースに出場していたポルシェのカラーリングを忠実に再現していることから、この見た目に懐かしさを覚えるファンもいるようです。

 こちらのクルマの販売価格は非公開とされていますが、ベース車両のGTの車両価格が5万7400ユーロ(約815万円)であることを考えると、少なくとも1000万円以上になると見られます。

※ ※ ※

 今回発見されたレプリカモデルの元となる956は、オークションにて、桁違いの価格で取引されています。

 ちなみに、このレプリカ車と同じカラーリングの個体は、2015年に1012万ドル(約13億3800万円)という衝撃の価格で落札されました。

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