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背が高いクルマは洗車しづらい!? ミニバン・SUVを素早くキレイに洗いたい!「時短洗車」のコツとは

くるまのニュース / 2023年4月1日 10時10分

ミニバンやSUV、スーパーハイトワゴンなど、背の高いクルマが人気です。車内の空間は広くて良いのですが、そういった背の高いクルマは洗車が大変です。効率よく洗車する方法はあるのでしょうか。

■便利なグッズを有効活用すべし!

 ミニバンやSUV、スーパーハイトワゴンなど、現在の人気ジャンルは軒並み背が高いクルマとなっています。車内空間の広さを求めた結果なのですが、そのためルーフはもちろんボンネット、ドアパネル、窓に至るまですべてが大きく、洗車に苦労します。
 
 背の高いクルマを効率的にしっかり洗車するには、どうすれば良いのでしょうか。数多くの展示車両をほぼ毎日洗車している、都内の中古車販売店スタッフYさんに聞いてみました。

 毎日、10台前後の洗車を午前中に完了させるというYさん。暑い日も寒い日も続くのですから、かなり効率を上げないと終わらないでしょう。効率良く仕上げるコツは何かあるのでしょうか。

「洗車場などで使用できる高圧洗浄機が便利なのはもちろんですが、高価なので洗車のためだけに購入するのは難しいでしょう。

 でも普通の洗車方法でも、クルマの形状やサイズに合うスポンジなど専用の洗車用具を用意しておくと、効率が良いと思います」

 当然ながら、背の高いクルマはルーフに手が届きにくいのが最大のネック。無理な態勢でも十分に手が届かず、肝心のルーフ部分に洗い残しなどが発生しやすいものです。

 Yさんは、背の高いクルマの洗車に関しての注意点は大きく分けて3つあるといいます。

 まずは手が届きにくいルーフなどをいかに手際よく洗えるか、次に洗車した直後に表面に残っている水分をどれだけ早く拭き取ることができるか、そして車種やジャンルによってキレイに見せるポイントを集中的にきれいに仕上げられるかということがポイントになるそうです。

「背の高いクルマを洗車するときは、柄が長いスポンジや脚立などを上手に活用することが重要です。これさえあれば、通常のホースでも十分にきれい仕上げることができます」(中古車販売店スタッフYさん)

 確かに、背の高いクルマ用に最適な形状の用具と、高さを確保できる台があれば、手が届きにくかったルーフの高さを克服できます。

 洗車作業だけでなく、仕上がりに影響する拭き取り作業はどうすべきなのでしょうか。洗剤をつけて洗う作業より、水分を残さず拭き上げるほうが大変です。

「時短を考えるなら、吸水性の高いウエスがあると便利です。最近では大きめの『マイクロファイバー製ウエス』が、洗車業界でもプロ御用達の定番アイテムになっています。

 綿製ウエスや人工セームなどを使っている人も多いと思いますが、吸水性に優れたマイクロファイバー製ウエスを使えば拭き上げ作業の大幅な時短が見込めます」(中古車販売店スタッフYさん)

 マイクロファイバー製ウエスは抜群の吸水性が魅力。濡れたボンネットの上に広げて手前にゆっくり引っ張るだけで、表面の水分はほぼ拭き取ることができます。

 脚立があっても背の高いクルマのルーフの拭き取りは大変な作業ですので、これが一瞬で終わるマイクロファイバー製ウエスを活用するのが良さそうです。

■ミニバンとSUVではキレイに仕上げるポイントが違う!?

 洗車した背が高いクルマをきれいに見せるコツはあるのでしょうか。

「ミニバンは、ボディより窓と細部の仕上がりで印象がグッと変わってきます。もちろんボディ表面のきれいさも重要ですが、平面に近いラインを描くミニバンは映り込みなどでもムラができにくく、多少の水アカはそれほど気になりません。

 それ以上に気になるのは大きいウインドウ(窓)です。窓に拭き残した水滴が乾いた跡などが目立つんです。

 とくに最近は後部座席のウインドウはプライバシーガラスになっているモデルが多く、拭き残しが余計に目立ってしまうので、窓を丁寧に清掃するとキレイに仕上がるでしょう」(中古車販売店スタッフYさん)

ミニバンとSUVで異なる仕上げのポイントは?ミニバンとSUVで異なる仕上げのポイントは?

 では、SUVはどのようなポイントに注意したら良いのでしょうか。

「SUVをキレイに見せるポイントはミニバンと違い、ホイールアーチやバンパー下部などに配置されている樹脂製パーツのツヤ感が重要です。

 SUVは最低地上高が高められているぶん、ホイールハウス内も見えやすく、また悪路走破性を考慮した樹脂製パーツをボディ下部に多く採用しています。この部分に黒々としたツヤがあると、クルマがキレイに見えるのです。

 洗車後、ボディ全体が白ぼけた印象に感じるのは、樹脂の表面が実際に白くなっていることが多く、樹脂製パーツ用の保護剤やもしくはコーティング剤などで表面のツヤを出してあげると、締まった印象になります」(中古車販売店スタッフYさん)

 SUVだけでなく、樹脂製パーツを使っているモデルも同様に、この部分のツヤ感を引き出すことがポイントになるそうです。

 ほかにも、グリルやモールなどのクロームパーツもピカピカにすることで、さらに質感がアップします。クルマのクロームパーツ用のツヤ出し剤やバイク用のものを使うのが良いといいます。

「細部を仕上げるテクニックも、きれいなボディを短時間で仕上げる洗車があってこそなんです。そのためにも、できる限り素早く洗車を完了できるグッズを上手に活用してください」(中古車販売店スタッフYさん)

※ ※ ※

 意外なことに、背が高い大きいクルマは、面積が大きいボディ表面より細部が気になるということがわかりました。このあたりを意識して洗車すれば、今まで以上にキレイに仕上げることができそうです。

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