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長野原・草津・万座がより近く! 群馬の“新”東西軸「上信道」2023年度内に7km延伸へ

くるまのニュース / 2023年4月5日 16時10分

群馬県西部で建設が進む上信道のうち、国道145号「吾妻西バイパス」の区間7kmが2023年度に開通します。

■国道145号吾妻西バイパスの区間が開通へ

 群馬県西部を通る上信道が、2023年度に7km延伸します。

 上信道は、群馬県渋川市の関越道・渋川伊香保IC近くを起点とし、長野県東御市の上信越道・東部湯の丸IC付近に至る長さ約80kmの地域高規格道路です。

 国道145号(現道)や吾妻川、JR吾妻線と並行しながら群馬県の東吾妻町・長野原町を西へ進み、嬬恋村で進路を南に変えて上信越道につながります。

 ちなみに起点の渋川では国道17号に接続しており、地域高規格道路の熊谷渋川連絡道路(熊谷バイパス・深谷バイパス・上武道路・前橋渋川バイパス)にも連絡。これにより、埼玉県鴻巣市から上信道まで、走りやすい高規格道路がほぼ断続的につながる計画です。

 上信道で2023年度に開通が予定されているのは、東吾妻町内の国道145号「吾妻西バイパス」7.0kmの区間です。JR吾妻線の郷原駅付近に新設される厚田ICから、すでに開通している国道145号八ッ場バイパスまでがつながります。

 渋川市から長野原町や草津・万座温泉方面へ向かう際、八ッ場あがつま湖(八ッ場ダム、長野原町)の手前にさらに7kmのバイパスができて、走りやすくなるといったイメージです。

 国土交通省関東地方整備局は、この吾妻西バイパスの開通により草津方面へのアクセスが向上するとともに、現道(国道145号)の地滑り危険箇所や防災点検危険箇所を回避できるといいます。

 全体事業費は約169億円。道路は幅員10.5m、車道2車線、設計速度60km/hで整備されます。

 なお、上信道を構成する道路はこのほか、国道17号「渋川西バイパス」の渋川市内の未開通区間1.9kmが、2025年度の開通を目指して建設中。

 さらにその先の国道145号「吾妻東バイパス」(箱島IC~厚田IC)が、2026年度から2027年度にかけて順次開通する見通しです。これらの区間ができると、渋川伊香保IC付近から八ッ場あがつま湖までが1本につながります。

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