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なぜ? マツダ「V8ロードスター」爆誕! 6速MT搭載のモンスターマシンに変貌!? タフなマツダ車が誕生したワケ

くるまのニュース / 2023年4月15日 11時10分

ライトウェイトスポーツカーの金字塔とも言えるマツダ「ロードスター」は、日本のみならず海外でも高い人気を誇っています。そんなロードスターにシボレー「コルベット」のエンジンを搭載した「マッスルカー」仕様の1台が販売されています。

■アメリカンな「ロードスター」爆誕なワケ

 コンパクトなオープントップボディを活かした軽快な走りが魅力のマツダ「ロードスター」は、日本はもちろん海外でも根強い高い人気を誇っている1台です。
 
 そんなロードスターにシボレー「コルベット」のエンジンを搭載した「マッスルカー」仕様の1台が販売されています。

 ロードスターが初めて登場したのは、1989年のことです。

 イギリス風のライトウェイトスポーツカーを意識したというロードスターは、発売当初から高い注目を集め、またたく間に大ヒットモデルとなりました。

 その存在はほかの自動車メーカーにも大きな影響を与え、トヨタ「MR-S」やホンダ「S2000」、さらにはBMW「Z3」やポルシェ「ボクスター」といった国内外のスポーツカーが登場する遠因になったと言われています。

 そんなロードスターは、「MX-5 ミアータ」の名でアメリカでも販売されています。

 初代のNA型が発売された当時は、ライトウェイトスポーツカー自体がめずらしかったうえ、エアコンやオーディオ、収納などの快適装備もあったロードスターは高く評価されました。

 一方、アメリカでは大排気量の「マッスルカー」こそがスポーツカーの本流であったため、ライトウェイトスポーツカーのロードスターを「パワー不足」と感じるユーザーも少なからずいたと言われています。

 初代(NA型)の場合、当初は1.6リッターの直列4気筒エンジンが搭載され、1993年のマイナーチェンジの際に排気量が1.8リッターに拡大されたものへと変更。

 最高出力は前者が120PS、後者が130PSと必要十分な性能を備えてはいましたが、「モアパワー」を求めるアメリカのユーザーにはいまひとつ物足りなかったようです。

■コルベットのエンジン搭載で400馬力のNAロードスターを発見!

 そこで、あるユーザーは、ロードスターに大排気量のV型8気筒エンジンを搭載するという驚きのカスタムをやってのけました。

 テキサス州の中古車販売店で実際に販売されているこのロードスターは、1994年式のNA型をベースにしています。

「クラシック・レッド」が美しいこの個体は、一見したところ、一般的なカスタムが施されたロードスターに見えます。

 しかし、ボンネットフードの下には、GM製の「LS1」と呼ばれる5.7リッターのV型8気筒エンジンが搭載されています。

 シボレー「コルベット(C5型)」にも搭載されていた「LS1」を載せたこのロードスターの最高出力は、実に400PSにもおよぶといいます。

 エンジンに合わせて、トランスミッションもコルベットで採用されていた6速MTに換装。

 また、ブレーキやエキゾーストシステムはもちろん、ステアリングホイールやウィンカーなどにもカスタムが施されています。

まさにアメリカンなマツダ「ロードスター」とは(Photo:eBay Inc.)まさにアメリカンなマツダ「ロードスター」とは(Photo:eBay Inc.)

 走行距離は12万1000マイル(約19万4000km)というこのロードスターですが、販売店は「見た目と同じくらい優れた性能を発揮するクルマを探しているなら、このロードスターが最適です」と胸を張ります。

 この超ド級のロードスターの価格は、2万9995ドル(約400万円)です。

※ ※ ※

 ライトウェイトスポーツカーであるロードスターに、あえて大排気量エンジンを搭載するメリットがあるのかどうかには疑問が残ります。

 しかし、アルミニウム製で比較的軽量なV8エンジンである「LS1」を使用しているのは、ロードスターに対して彼らなりのリスペクトがあるということなのかもしれません。

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