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トヨタ新型「最速級ハッチバック」初公開! 300馬力超えの「マットブラック・ヤリス」! 新モード採用の「本格スポーツカー」登場

くるまのニュース / 2024年2月14日 12時30分

トヨタは、2024年2月10日から12日にかけ行われた「大阪オートメッセ」にて「GRヤリス RZ“High performance”Sebastien Ogier Edition」(GRヤリス RZ オジエEdition)を、日本で初公開しました。

■特別仕様の「オジエEdition」が大阪オートメッセで日本初公開!

 2024年2月10日から12日にかけ「大阪オートメッセ」が開催。同イベントに出展したトヨタは「GRヤリス」の特別車である「GRヤリス RZ “High performance” Sebastien Ogier Edition」(以下、オジエEdition)を日本で初公開しました。

 会場でもかなりの人気を集めていたオジエEdition。同時発売の「GRヤリス RZ “High performance” Kalle Rovanpera Edition」(ロバンペラEdition)と合わせて、話を聞いてみました。

 GRヤリスは、トヨタが展開する人気コンパクトカー「ヤリス」をベースに開発された3ドアスポーツモデルです。同社のスポーツブランドであるTOYOTA GAZOO Racing(TGR)がチューニングを実施、同名称を有する「ヤリス」とは異なる高い走行性能を誇ります。

 2024年1月12日に行われたマイナーチェンジで、エンジンはこれまでの272馬力から304馬力へパワーアップ。

 さらにトランスミッションには、スポーツ走行を配慮した新たな8速DATを採用し、トルコンATとしてトップクラスの変速速度を実現。スポーツ走行用にソフトウエアの最適化なども行われました。

 そんな新たなGRヤリスの特別モデルとして誕生したのがオジエEditionです。このクルマは、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamに所属するセバスチャン・オジエ選手が監修を行ったモデルです。

 オジエEditionでは、特別仕様車専用の新しい四駆制御モードを搭載。標準車両の「GRAVEL」「TRACK」と置き換える形で、「MORIZOモード」「SEB.モード」を設定、これに加え「NORMALモード」も選択できます。

 車体には新たなマットカラー「マットステルスグレー」を採用。またステアリングホイールのステッチ色も、オジエ選手の出身であるフランスを意識して加工されたほか、各種の追加装備も備えています。

 今回の大阪オートメッセが、日本で初めての展示となるオジエEdition。会場の隣には同じくTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamに所属するカッレ・ロバンペラ選手が監修したロバンペラEditionも置かれており、トヨタブースの注目を二分していました。

 会場のスタッフも、やはりその人気はすさまじかったと語ります。中には会場で実物を見て、春からの抽選に参加する決意を固めた人もいたそうです。

 そんなオジエEditionとロバンペラEdition、反応の違いとなったのは、車体カラーとリアウィングのデザインだそうです。

 実際ロバンペラEditionは白と赤、それに黒を使用した「三色塗装」であり、もう少し落ち着いたカラーリングを求める人はオジエEditionに興味をひかれるようでした。

 また、オジエEditionのリアウィングは一体感のあるデザインとなっています。この辺りも好みが別れる所だった模様です。

※ ※ ※

今回大阪オートメッセ2024に登場したオジエEditionとロバンペラEditionですが、2024年2月15日〜18日には名古屋 JRゲートタワー1階イベントスペース(愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1−3)にて展示される予定です。

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