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新型「カクカクSUV」初公開! 「Gクラス」似の超タフデザインがカッコイイ! 元メルセデス・ベンツ工場で作る「FUSILIER」英で登場へ

くるまのニュース / 2024年3月2日 19時10分

2024年2月23日、イネオスオートモーティブは、新型SUV「FUSILIER(フュージリア)」を初公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。

■超カッコイイ…新型「フュージリア」初公開

 2024年2月23日、イギリスの新興自動車メーカー「イネオスオートモーティブ」は、電動パワートレーン搭載の新型SUV「FUSILIER(フュージリア)」を公開しました。

 イネオスオートモーティブは大手化学メーカーなどを傘下に置くイネオスグループの子会社で、2017年に設立。

 同グループの会長で冒険家のジム・ラトクリフ氏が、英国ランドローバーブランドの原点モデル「ディフェンダー」(初代)の生産中止を受けて、頑丈で無駄を省いたオフロード車を求めたことが設立のきっかけです。

 2000年にはフランスのハンバッハにあるメルセデス・ベンツの工場を買収し、そこを生産拠点にします。

 現在のラインナップは、SUVの「グレナディア」とピックアップトラックの「グレナディア クォーターマスター」。フュージリアはそれに続く3番目のモデルとなります。

 世界有数の自動車部品サプライヤーとして知られるマグナと共同で開発されており、パワートレインはフルEV式または発電用エンジンを持つレンジエクステンダー式。駆動方式は4WDで、本格的なオフロード性能を備えています。

 エクステリアについて、グレナディアはディフェンダーとメルセデス・ベンツ「Gクラス」を足して2で割ったような雰囲気でしたが、フュージリアはGクラスの雰囲気をより強めた印象です。ボディサイズはグレナディア(全長4895mm×全幅1930mm×全高2050mm)よりわずかに小さいといいます。

 空力特性で不利なスタイルながら、ディテールの面取りドアヒンジの小型化などで空気抵抗の低減を図っています。

 その一環として、走行状態に合わせて自動開閉するグリルシャッターを採用。冷却系に必要な走行風が過剰な場合ではシャッターが閉じ、その流れを床下へ導くことにより、床下の整流効果を向上させています。

 ボディカラーはブラック、ホワイト、シルバー、イエロー、グリーンなど全8色。今回の発表ではインテリアや主要諸元などの詳細は明らかにされませんでしたが、2024年秋をめどに発売される見通しです。

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