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アンダー150万円! スズキ「斬新軽バン」がスゴい! 「快適車中泊」も可能な“画期的装備”採用! めちゃカッコイイ「スペーシアベース」の特徴とは

くるまのニュース / 2024年3月12日 17時10分

スズキの軽商用バン「スペーシア ベース」の特徴として「マルチボード」を装備している点が挙げられます。どのような装備なのでしょうか。

■画期的な「マルチボード」で使い勝手を向上

 スズキの軽商用バン「スペーシア ベース」は、商用バンとしての使い勝手とスタイリッシュなデザインなどが支持されています。
 
 なかでも、「マルチボード」という画期的な装備を採用していることも特徴です。

 スペーシア ベースは2022年8月に発売しました。スーパー軽ハイトワゴン「スペーシア」シリーズ4番目のモデルで、唯一4ナンバー登録のバンとなります。

 キャンプなどのアウトドアや車中泊などが定番となり、さらに小口配送や副業の増加などから、1台でマルチに使えるニーズが高まったことで企画されたと言います。

 コンセプトは「遊びに仕事に空間自由自在。新しい使い方を実現する軽商用バン」で、商用車の積載性や広い荷室空間、使い勝手のよさと、乗用車のデザインや快適性、運転のしやすさを融合した新ジャンルの軽商用車として誕生しました。

 エクステリアでは、スペーシアシリーズのなかでもエアロを装備した上級タイプ「スペーシア カスタム」と、SUVのようなタフ感を演出した「スペーシア ギア」をミックスさせたような仕上がりです。

 フロントグリルやドアノブ、ドアミラー、バックドアガーニッシュなどの加飾をブラックで統一し、ルーフレールの装着やボディ同色のクオーターパネルを装着するなど、道具感を演出しました。

 インテリアでは、インパネカラーパネル、フロアコンソールトレー、フロントドアミドルポケット、リアクオーターポケットのアクセントカラーにグレーイッシュブルーを採用し、力強さを表現。

 さらに、前席シートヒーターや助手席バックテーブルなどの便利な装備や、配送業務でも使用しやすいように右側の「ワンアクションパワースライドドア」や脱着式の後席シートベルトを採用するなど、利便性を高めています。

 安全装備では、夜間歩行者検知機能付きのデュアルカメラブレーキサポートをはじめとする「スズキ セーフティ サポート」を全車標準装備としたほか、アダプティブクルーズコントロールや全方位カメラも採用しています。

 なかでも、特徴的なのがマルチボードです。ラゲッジルームに取り付ける板で、全車標準装備となっています。

 マルチボードは長さ685mm×幅1130mmで、主に「上段モード」「中段モード」「下段モード」「前後分割モード」と4つの使い道を提案しています。

 例えば上段モードで使用すると、後席を折りたたんで座った際に、ひざ上くらいの高さでものを置くことができ、デスクのように活用することができます。

 中段モードでは上段よりも低い位置に設置することで、ラゲッジルームを2段に分けて使うことが可能。

 さらに、下段モードでは助手席をリクライングさせた高さを均一になるように設置できることから、横になって寝ることもできます。

 そして、前後分割モードはこれらの3通りとは異なり縦に設置します。これにより荷室を前後に分割することができます。

 公式サイトでは、マルチボードの使用例が掲載されており、上段モードでは自然の中でワーケーションする男性の姿が、中段ではパンを移動販売するシーンが写されるなど、1台でマルチに使えることがわかります。

 SNSなどでも、「スペーシアベースいいなぁ」「車中泊仕様にするなら、スペーシアベースあたりが候補になりそう」「カッコいいのに使い勝手よくて最高」「平日は仕事で使って、そのまま土日に遊べます」など、パッケージの良さを評価するコメントが見られます。

 スペーシア ベースの価格(消費税込)は147万1800円から174万4600円です。

※ ※ ※

 なお、2023年11月には新型「スペーシア」「スペーシア カスタム」が発売されました。その一方で、スペーシア ベースやスペーシア ギアの次期モデルは登場しておらず、現行型が併売されています。

 新世代のスペーシア ベースについて、スズキからは公式な発表はありませんが、新型の登場が待たれるところです。

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