全長4m以下！ スズキ新型「小型ハッチ」登場！ ワイドボディの新型「スイフト ウルトラ」約360万円から英で発売

スズキ新型「スイフト」が英国とアイルランドで発売されます。海外で販売されるスイフトは日本仕様とは異なるワイドボディを採用しています。どのような特徴があるのでしょうか。

■グローバルで4代目となった新型「スイフト」

　スズキの英国法人は2024年3月22日、新型「スイフト」を発表しました。英国およびアイルランドで2024年4月に発売される予定です。
　
　2004年にグローバルモデルとして発売されて以来、スイフトは119か国で900万台以上が販売されています。

　グローバルで4代目となる新型スイフトは内外装のデザインを一新。低重心でスポーティなエクステリアと洗練されたインテリアに変更されました。

　5ナンバーサイズに収まる日本仕様の新型スイフトとは異なり、海外仕様は全長3860mm×全幅1735mm×全高1495mm（2WD）／1520mm（4WD）という日本でいう3ナンバーサイズのワイドなボディを採用しています。

　パワートレインは、新開発の1.2リッターエンジン（Z12E型）＋マイルドハイブリッドシステムを搭載。従来のK12D型エンジンよりも最大8％の燃費向上を実現し、CO2排出量の低減も図りました。

　また、「HEARTECT（ハーテクト）」という軽量プラットフォームを採用したことで、車両重量はわずか949kgからという軽さを実現しています。

　英国仕様の新型スイフトでは、「モーション」「ウルトラ」という2つのグレードがラインナップされます。

　それぞれCVTと5速MTを設定。発売当初は駆動方式が2WDのみですが、2024年後半にウルトラグレードのオールグリップ4WDが追加される予定です。

　上位グレードのモーションは、新型スイフトシリーズの量販モデルとして投入。

　リアアッパースポイラーやLEDヘッドライト、16インチアルミホイール、Apple CarPlayおよびAndroid Auto接続機能を含む9インチメディアディスプレイ、ナビゲーション、アダプティブクルーズコントロール、フロントシートヒーター、リアビューカメラ、リアパーキングセンサー、デュアルセンサーブレーキサポート（アップグレード）、交通標識認識、ブラインドスポットモニターを標準装備しました。

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　英国における新型スイフトの価格は1万8699ポンドから2万1049ポンド、日本円で約357万円から約402万円です。

　英国・アイルランドをはじめとした欧州各国向けのモデルは日本の相良工場で製造されます。