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日産が新型「3列SUV」実車初公開! 斬新顔の新型「QX80」がスゴい! 全長5.3mの“ド迫力ボディ”を米でお披露目

くるまのニュース / 2024年4月3日 16時10分

インフィニティが新型SUV「QX80」の実車をNYショーで初公開しました。全面刷新して4代目となった新型QX80とはどのようなモデルなのでしょうか。

■インフィニティの大型高級SUVが全面刷新!

 日産が海外で展開する高級車ブランド「インフィニティ」は、最大かつ最上級の3列SUV「QX80」の実車を「ニューヨーク国際オートショー2024」(2024年3月29日から開催)で初公開しました。
 
 従来モデルのQX80は2010年に登場した3代目。そして今回フルモデルチェンジがおこなわれ、4代目モデルが登場しています。

 新型QX80のボディサイズは、全長5364mm×全幅2115mm×全高1978mm、ホイールベース3073mm。従来モデルよりも全長が25mm、全幅が86mm、全高が53mmそれぞれ拡大し、さらなる迫力を身に付けました。

 外観は、力強いラインと明確なプロポーションを備え、より一層ダイナミックなスタイリングを実現。巨大なフロントグリルや、ピアノの鍵盤のような斬新なLEDヘッドライトを採用することで、新世代のQX80を表現しています。

 また、サイドでは開錠すると現れるフラッシュドアハンドルを採用したほか、リアは、車幅いっぱいに広がるLEDランプが目を引きます。

 インテリアは、日本文化にインスピレーションを得た上品なデザインです。ダッシュボードには14.3インチディスプレイがふたつ備わり、クラシック、エレガント、エンハンスドの3種の表示が可能です。

 また、フルサイズ高級SUVセグメントの車両としては初となる「Klipsch プレミアム オーディオシステム」を搭載。

 24個のスピーカーのうち、前席ヘッドレストに備わるスピーカーには、個別にオーディオやナビ案内や電話音声を出すことができ、他の乗員が寝ている時に音楽を聴いたり、逆に他の乗員が聴くオーディオを邪魔することなく通話したりできます。

 パワートレインは、最高出力450馬力・最大トルク516lb-ftを発揮する3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジン(VR35DDTT)を搭載。これは5.6リッターV型8気筒エンジンを搭載した従来モデルのQX80よりも、最高出力は50馬力、最大トルクは103 lb-ftのパワーアップを果たしました。

 このパワフルなエンジンに組み合わされるトランスミッションは9速AT、駆動方式はRWD(前輪駆動)もしくは4WDです。

 新型QX80には最新の先進運転支援機能として「ProPILOT Assist 2.1」が搭載され、特定の条件下では手離し運転も可能となります。

 なお、新型QX80の米国での価格は、8万2450ドルから11万595ドル、日本円で約1248万円から約1674万円です。

 同市場では、2024年夏の納車開始を予定しています。

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