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アンダー200万円! イチバン安い「新車のミニバン」はどれ? 国産車ではダントツ「超リーズナブルモデル」は“必要にして十分”だった

くるまのニュース / 2024年4月11日 10時10分

現在、国産車で最安のミニバンはどのようなモデルなのでしょうか。

■唯一の200万円切り! 乗り出しでも220万円程度のモデルとは?

 電動化や先進運転機能の強化といった、クルマ自体の高機能化に加え、原材料費や輸送コストの高騰などから新車の車両本体価格が上昇しています。
 
 広い室内空間で大人数が移動でき、利便性も高いミニバンは人気ジャンルですが、多くのモデルが300万円以上の価格設定となっています。しかし唯一、新車価格が200万円を切るモデルがあるのです。

 トヨタ「シエンタ」は2003年に登場したコンパクトミニバンです。全長4m強のコンパクトなボディサイズに、両側スライドドアや2列目下に折り畳める3列目シートを採用するといった高い利便性が支持されています。

 現行モデルは3代目で2022年8月に発売されました。デザインの一新に加え、TNGAプラットフォームや最新のハイブリッドシステムの採用による走行性能の向上、先進運転支援「トヨタセーフティセンス」の機能熟成などの刷新を図っています。

 ラインナップは1.5リッター3気筒ガソリンと同エンジン+モーターのハイブリッドモデルを用意し、駆動方式は2WD(FF)とハイブリッドモデルのみ4WDを設定しています。

 このうち、1.5リッターガソリンの最廉価モデル「X」は車両本体価格(消費税込)199万円で、7人以上が乗車できる国産ミニバンとしては最安。各種税金などを含めても220万円程度で乗り出すことができます。

 一方、最安モデルであるため、上級タイプと比較すると装備などの面ではやや劣る傾向にあります。

 エクステリアではヘッドライトやテールライトが、印象的なシグネチャーランプが装備されない質素なものに変更され、グリル周囲の金属調加飾やアルミホイールなどは省略されています。

 ボディカラーも通常は9色が設定されるのに対して、ブラック、ホワイトパール、ベージュ、アーバンカーキの4色のみに絞られ、現行シエンタの特徴でもあるオシャレな2トーンカラーの設定はありません。

 機能装備ではスライドドアが助手席側のみ電動で、運転席側は手動となり、キーもスマートキーではなく、エンジン始動時にキーを挿入して回す従来タイプのリモコンキーを採用。エアコンもダイヤル式のマニュアルエアコンを装備しています。

 インテリアでは、インパネやドアアームレストなどにプラスチック材がむき出しとなり、メーターもフル液晶ではなく、小型の液晶とアナログタイプを組み合わせたものを装着。

 後席サンシェードや運転席アームレストは装備されず、スマートフォンとの接続が可能なディスプレイオーディオも省略され、オーディオレスになっているほか、インテリアカラーもブラック1色の用意です。

 しかし、これ以外の装備では、トヨタセーフティセンスをはじめ、LEDヘッドランプやパーキングサポートブレーキ、サイド・カーテンエアバッグなどは標準装備されており、安全性能は上級タイプとあまり遜色なく、必要にして十分とも言えます。

 ミニバンでは、200万円を切るモデルはトヨタだけでなくほかのメーカーでも用意されていないため、かなりリーズナブルな新車の3列スライドドアミニバンです。

 なお、シエンタではハイブリッド車の7人乗りXグレードは242万円からとなっており、ハイブリッドミニバンとしてはこちらも国内のモデルでは最安です。

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