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“35年ぶり”復活のトヨタ新型「カクカク本格SUV」発表! レトロな「1958」アリ! 1000万円超えモデルも設定の「新ランクル」加に登場

くるまのニュース / 2024年4月10日 18時10分

トヨタのカナダ法人は、新型「ランドクルーザー」(日本名:ランドクルーザー250)の価格とグレード構成を明らかにしました。どのような形となったのでしょうか。

■35年ぶり復活の新型「ランドクルーザー」は810万円から

 トヨタのカナダ法人は、新型「ランドクルーザー」(日本名:ランドクルーザー250、以下ランクル)の価格とグレード構成を明らかにしました。

 ランクルは、1951年に登場した通称トヨタ・ジープ(BJ型)をルーツとする本格派のSUVです。世界約170の国と地域で販売されており、現在、大きく分けて3種類のシリーズ(フラッグシップ系、ヘビーデューティー系、ライトデューティー系)が展開されています。

 カナダで35年ぶりの上陸となるランクルは、間もなく日本で「ランドクルーザー”250″」の名で販売されるライトデューティー系です。日本では長らくプラドというサブネームが与えられ、世代を重ねるごとに高級志向にシフトしていましたが、今回のフルモデルチェンジを機に原点回帰。機能性を追求したパッケージと、伝統とモダンを融合したデザインとなります。

 頑丈なラダーフレームを核とするプラットフォームはフラッグシップ系の「ランドクルーザー”300″」と同じものを採用しています。ボディサイズは全長4925mmX全幅1980mmX全高1870mm、ホイールベース2850mm。

 パワートレインは2.4リッター直4ターボガソリンのハイブリッド仕様で8速ATを組み合わせており、最高出力326hp/最大トルク630Nmを発生します。

 ヘッドライトは丸目と角目の2種類があります。丸目モデルはランクルが北米に初上陸した年に由来する「1958」というサブネームが与えられ、レトロな雰囲気になっています。価格は7万2921ドル(約810万円)です。

 角目モデルは1958より装備が充実しており8万921ドル(約900万円)。加えて本革内装、サラウンドシステムなどが備わる「プレミアム パッケージ」になると8万6921ドル(約970万円)。

 そのほか、290台限定の豪華仕様「ファーストエディション」もあり、こちらは9万4001ドル(約1050万円)。発売は今春予定です。

 なお、日本で販売されている”300″とヘビーデューティーの”70″はカナダに導入されていません。ただ、ラダーフレーム構造のSUVとして従来から「4ランナー」と「セコイア」がラインナップされており、今回の新型ランクルはその間の位置づけとなります。

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