スズキ新型「ジムニー」発売!何が変わった? 約2年ぶり刷新のカクカクSUV… 165万円から、反響は?
くるまのニュース / 2024年4月16日 7時10分
2024年4月11日にスズキ「ジムニー/ジムニーシエラ」の一部仕様変更モデルが発売されました。どのような部分が変わり、発売後の販売店にはどのような声が届いているのでしょうか。
■スズキ「ジムニー/ジムニーシエラ」 何が変わった?
スズキは2024年2月19日に軽四輪駆動車「ジムニー」と小型四輪駆動車「ジムニーシエラ」の一部改良を施すことを発表しました。
そして、同年4月11日より発売されていますが
販売店にはどのような反響が届いているのでしょうか。
1970年にスズキから初代「ジムニー」が誕生しました。当時、軽四輪車で唯一の四輪駆動車であり、高い悪路走破性などからアウトドアが楽しめるクルマとして幅広いユーザーから高い注目を集めていました。
1993年にジムニーをベースにスズキから初代「ジムニーシエラ」が誕生。
ジムニーシエラはジムニーよりもより高出力エンジンを搭載する形で開発されている為、走行性能が高まっている形で登場しています。
また、ジムニーは軽自動車ですが、ジムニーシエラは普通車となっています。
その後も様々な改良が施されることとなり、2018年に現行モデルとなる4代目のジムニーと3代目のジムニーシエラが誕生しました。
初代誕生当初から変わらず、高い悪路走破性を持ちながら先進安全技術も搭載、更にジムニーらしさが色濃く残る丸型ヘッドランプが特徴的となっています。
ジムニーは軽自動車サイズながら悪路走破性の高いSUVとして幅広いユーザーから評価を得ています。他にも長い歴史から、ジムニー・ジムニーシエラのデザインやブランドを好んでいるユーザーが多く、高い評価を今も得ています。
特徴的なエクステリアのデザイン性に加え、ラダーフレームが採用されていることから本格的なオフローダー車としてもユーザーから高い評価を得ています。
今回の改良では、法規対応に基づいてテールランプ下のリアバンパーにパーキングセンサーが搭載されることとなりました。
これにより、後退時の運転性能が向上すると共に安全性能面が向上します。
エクステリアやインテリア、そのほかの車体に関することについては改良が施されておらず、今までのクルマの性能はそのままに安全性能面のみが向上する形となっています。
また、仕様変更や原材料価格の高騰により、車両価格やメーカーオプション価格が改定されることになりました。
改定後の税込み車両価格はジムニーが165万4400円~200万2000円。ジムニーシエラが196万2400円~218万3500円となっています。
メーカーオプションの価格として、ピュアホワイトパール塗装車が2万7500円、ブラック2トーンルーフ仕様車は4万9500円、ブラックトップ2トーン仕様車は7万7000円となっています。
また、ブラックトップ2トーン仕様車はジムニーのみ受注生産を受け付けているとのことです。
■ジムニーとジムニーシエラ。どんな人が興味を示す?
スズキは法規対応に基づいて、ジムニーとジムニーシエラの安全性能面を向上させる一部改良を施しました。
ユーザーから長年評価を得ているジムニーですが、販売店にはユーザーからどのような反響の声が寄せられているのでしょうか。
関東圏のスズキ販売店担当者は次のように話します。
「今回の一部改良は大きな改良では無いので、特段お問い合わせの声を頂く数が増えた訳ではありませんが、ジムニーは多くのユーザー様から愛されているので、今まで通り多くのお問い合わせを頂いております。
アウトドアを趣味にされている方からのお問い合わせを頂くことが多く、『アウトドアで沢山乗りたいなって思ってるからちょっとでも安全性能が高まるのは嬉しいね』などのお言葉を多く頂きます。
また、『納車まで1年ちょっとかかるのか、でもジムニーに乗りたいししっかり待とうかな』など、長納期でも待つという人も多くいらっしゃいます」
ジムニー/ジムニーシエラにどんな声が?
さらに、関西圏のスズキ販売店担当者は次のように話します。
「ジムニーは様々なお客様からありがたいことに好まれていて、今回の一部改良をきっかけという訳ではなく多くのお問い合わせを頂きます。
『値段が上がっちゃったのはひっかかるけど、ジムニー乗りたいからまぁいいか』、『ジムニーはやっぱ変わらないあのジムニーらしい見た目が良いよね』などの声を多く頂きます。
一方で、納車までの期間がネックとなり購入について、躊躇するという人もなかにはいらっしゃいました」
※ ※ ※
安全面が向上した今回の一部改良。価格は様々な要因で改定されましたが、それでもジムニー人気は衰えることは無さそうです。
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