東京都が次の「道路整備10か年計画」策定へ! 次はどこが優先整備路線に!?「南多摩尾根幹線」「環4」を前進させた「第四次計画」いよいよ期間満了
くるまのニュース / 2024年10月8日 21時10分
東京都は2024年10月4日、新たな「東京における都市計画道路の整備方針(仮称)」の策定に着手すると発表しました。
■新たな南北軸「外環の2」の道路計画に反響
東京都は2024年10月4日、新たな「東京における都市計画道路の整備方針(仮称)」の策定に着手すると発表しました。
東京都では、戦後すぐに決定された「環状第3号線」をはじめ、膨大な都市計画道路がいまだに「未事業化」のまま取り残されています。
といっても、全部一気に同時進行する予算も人員も無いので、少しずつ優先順位を付けて進めていくしかありません。
その「優先順位」を決めるのが「東京における都市計画道路の整備方針」です。
現行の方針は「第四次事業化計画」で、2016年に策定され、2025年度末までの10年間で「優先的に整備すべき」と決めたものです。
この第四次事業化計画では、320路線・226kmを優先整備路線に指定。中野通りを目黒・大井町へつなげる「補助第26号線」代沢工区や、恵比寿~白金高輪を結ぶ「白金北里通り」の拡幅事業などが順次事業化され、工事が大詰めを迎えているところもあります。
多摩丘陵をつらぬく「南多摩尾根幹線」も、長らく「側道しかない」状態だったのが、いよいよ中央部の本線車道の工事がスタートしました。
目白通りを所沢まで延伸させる東久留米市の「東村山 3・4・15」も、この計画によって前進。都内では練馬区で「墓地だけ用地未取得」問題がクローズアップされましたが、奥の工区はどんどん完成へ近づいてます。
この10年の東京都の道路計画を「劇的」とは言えずとも、着実に前へ進めてきた「第四次事業化計画」。
いよいよ2026年以降の「第五次事業化計画」を策定する時期がやってきました。ここで「新たに事業化をめざす路線」「第四次で事業化せず、やっぱり事業化をやめる路線」「計画縮小する路線」「新たに都市計画決定する路線」などが決められます。
最初の会議「新たな(略)専門アドバイザー委員会」は、10月11日に開催予定です。
都は「今後、社会経済情勢の変化や道路に対するニーズの多様化などを踏まえながら検討を進めていきます」としています。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
外環道「東名~湾岸」延伸計画はどうなった? 夢の「第三京浜直結」も!? 超便利な環状ルート「最後の1区間」がなかなか進展しない「最大の理由」とは
くるまのニュース / 2024年11月25日 16時40分
-
赤羽~新宿直結!? 池袋駅西口の「謎のブツ切れ道路」実はすごかった!「劇場通り」の壮大な計画はどうなっているのか
くるまのニュース / 2024年11月12日 16時40分
-
「地下鉄延伸」かなり大変!? 「工事の段取り」果てしなく…でも掘り始めてから開通までは短かった
乗りものニュース / 2024年11月11日 7時12分
-
福井の“超便利なバイパス”計画に反響多数!?「道路ほんと脆弱」「整備遅すぎ」大渋滞の市街を丸ごとスルーする「福井外環状道路」「丹南西縦貫道路」のスゴさとは!?
くるまのニュース / 2024年11月10日 7時10分
-
京王線ー中央線エリア直結 南北道路“空白地帯”を貫く道路はできるのか? 都立公園と“はけ”を横断
乗りものニュース / 2024年11月9日 12時12分
ランキング
-
1「お金がない」「残高を見るのが怖い」その悩みの名は貧困妄想!解決方法を心療内科で聞いてみた
よろず~ニュース / 2024年11月25日 15時0分
-
2話題の「異世界転移チャレンジ」を検証 手首に“690452”と書いて寝ると行ける?
おたくま経済新聞 / 2024年11月25日 15時0分
-
3歯磨きのあとに口をゆすいではいけない…毎日磨いているのにむし歯になる人がやっている「誤解だらけの習慣」
プレジデントオンライン / 2024年11月25日 6時0分
-
4「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
ねとらぼ / 2024年11月25日 13時52分
-
5斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月25日 11時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください