約229万円！ 超タフ顔の三菱「5ドア”軽“SUV」初公開！ 青内装も超カッコイイ“デリカミニ”の「KUHL STYLE KIT」仕様登場

KUHL JAPANは、完成したばかりの三菱「デリカミニ」用エアロキットを東京オートサロン2025で初披露しました。どのようなクルマとなっているのでしょうか。

■タフ顔の三菱「デリカミニ」！

　KUHL JAPANは2023年1月10日〜12日まで開催された「東京オートサロン2025」で、三菱「デリカミニ」に同社の「KUHL STYLE KIT」を装着したカスタムカーを初披露しました。

　KUHL JAPANは自動車パーツの企画開発から製造販売に加え、コンプリートカー販売も行う、総合カスタムメーカーです。

　D-1（日本ドリフト選手権）車両に専用開発のエアロパーツを供給するほか、東京オートサロンの出展車両を対象とした東京国際カスタムカーコンテストで今季3年連続の最優秀賞を勝ち取るなど、KUHL JAPANは今もっとも注目を集めるエアロパーツブランドと言えるでしょう。

　そんなKUHL JAPANは東京オートサロン2025にも、オリジナルのエアロパーツなどを装着したスポーツカーやSUV、ミニバンなど多くの車両を持ち込みました。

　それらに混じって異彩を放つのが軽自動車であるデリカミニ。同社の「KUHL STYLE KIT」を装着していました。

　軽自動車向けとなるKUHL STYLE KITシリーズは「ノーマル車高・ノーマルホイールでも似合うエアロパーツ」が開発コンセプトです。

　デリカミニのKUHL STYLE KITシリーズのデザインコンセプトは「アクティブ＆カジュアルスポーティ」。

　立体的なシェイプラインを入れ込んだ3分割式の前後ハーフスポイラーとサイドステップカバーにより、デリカミニが本来持つSUVとしての力強さを引き出しながら、フロントグリルとバックドア下部には一転してスタイリッシュなガーニッシュを装着。

　デリカミニの端正なヘッドライトが備わる上側はスポーティに仕上げたほか、下側は立体的なハーフエアロでボリューム感をもたせることで視覚的重心を下げ、軽スーパーハイトワゴンの腰高感を抑制している点がデリカミニ用KUHL STYLE KITの特徴と言えるでしょう。

　装着された前後ガーニッシュは「DELICA」の車名ロゴを覆い隠し、代わりに「KUHL」の凹文字ロゴを刻印することで、さりげないカジュアル感を演出。ワンポイントアクセントとなるオリジナルフューエルリッドカバーにも「KUHL」の凹文字が刻まれます。

　また各エアロパーツはKUHLの自社工場で生産されるPPウレタン製で非常に弾力があり割れにくいうえ、高いフィッティング精度も特徴です。

　展示車の足元は、同社の1ピースホイール「ヴェルズクロス DR」の15インチ×5J+45サイズに、165/65R15サイズのヨコハマ製オールテレーンタイヤを組み合わせて装着し、オフロードスタイルのアクティブ感を強調。

　デリカミニ用KUHL STYLE KITの開発にあたっては、デリカミニが本来持っているカジュアル感とアクティブ感を活かしながら、ボクシーデザインかつ低重心な古き良きラリーカーを思い起こさせるようなイメージで企画開発が進められたとのことです。

　オートサロン2025に出展されたデリカミニ用エアロキットは、すでに全国のKUHLショップで購入可能となっており、未塗装の3点キットの価格（消費税込み・工賃別）は21万4500円（2025年1月時点）です。

　また、新車または中古車のコンプリートカーとして購入も可能であり、デリカミニ Gグレード 2WDをベースとした新車コンプリートカーの価格は229万円からとなります。

　すでに多くのオーダーを受け付けており、セカンドカーとしての購入が多いとのこと。若者はもちろん、デリカミニは扱いやすいボディサイズで小回りも効くため女性の利用者も多いそうです。

※　※　※

　デリカミニは、SUVとミニバンのクロスオーバーである三菱「デリカ」のデザインとコンセプトを軽スーパーハイトワゴンに落とし込んだクルマです。

　大容量の室内空間や利便性に富んだ電動スライドドアが備わることに加え、優れた4WDシステムが備わることで軽自動車でありながらデリカは高い走行性能と利便性を実現しており、街乗りからアウトドアレジャーまでシームレスに使える軽自動車として人気を集めています。