1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

コロナ脳症重くなりやすく 死亡・後遺症が25%超

共同通信 / 2024年3月13日 18時42分

 新型コロナウイルスに感染して急性脳症を発症した子ども103人を分析したところ、死亡したり、重い後遺症があったりした例が25%以上を占め、他のウイルス感染症に比べ多かったとの結果を、東京女子医大や東京都医学総合研究所などのチームが13日までにまとめた。チームは症状や治療法をまとめた指針を作る方針。

 医学総合研究所の佐久間啓プロジェクトリーダーは「現状では新型コロナにかからないようにする他に、発症を防ぐ方法がない」と感染対策の徹底を呼びかけている。

 感染症による急性脳症は、発熱に伴うけいれんや、免疫の過剰な反応で神経細胞が傷つくのが原因とされる。新型コロナでは数万人に1人の割合で発症するとされるが、重症化のしやすさなどは、はっきりしていない。

 チームは、日本小児神経学会を通じて、2020年1月~22年11月に新型コロナに感染し、急性脳症になった18歳未満の103人を分析した。

 11人が死亡し、17人に重度の後遺症があった。合わせて約27%に上る。インフルエンザなどに比べて頻度が高いという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください