1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

DV被害男性の支援進まず シェルター確保、11道府県

共同通信 / 2024年3月24日 21時1分

支援体制の違い(男性用、女性用)

 ドメスティックバイオレンス(DV)の男性被害相談が近年急増する中、被害者を一時保護する男性用のシェルターを確保している自治体が47都道府県のうち11道府県にとどまることが24日、共同通信のアンケートで分かった。被害者の保護強化をうたう改正DV防止法が4月1日に施行されるが、行政による男性への支援が進まず、男女間で差が残る実態が浮き彫りとなった。

 厚生労働省によると、女性用シェルターは、一時保護所の役割も担う公営の「婦人相談所」(4月1日に女性相談支援センターに名称変更)が全47都道府県に設置されているほか、民間に委託されたシェルターも多数ある。

 これに対し、調査結果によると、男性用の公営シェルターを設置している都道府県はゼロだった。自治体が民間に委託するなどして確保している男性用シェルターが「ある」と答えたのは北海道や宮城、京都、熊本など11道府県。東京都は「非公表」と回答した。

 相談窓口に関しては「DVに特化した男性専用窓口がある」としたのは神奈川や福井など7道県だった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください