1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

舟越桂さん死去 彫刻家

共同通信 / 2024年3月30日 11時31分

舟越桂さん

 クスノキによる木彫の半身像で知られ、具象彫刻の第一人者として国内外で高く評価された彫刻家の舟越桂(ふなこし・かつら)さんが29日夕、肺がんのため東京都の病院で死去した。72歳。盛岡市出身。

 東京芸術大大学院在学中に、北海道のトラピスト修道院から聖母子像の制作を依頼されたのを機に本格的に木彫に取り組む。主に身近な人物をモデルにし、大理石の目をはめこんだ半身像を制作。遠くを見つめ深い精神性をたたえた作品は、天童荒太さんの小説「永遠の仔」など多くの書籍の表紙にも使われた。

 平櫛田中賞、中原悌二郎賞を受賞。11年紫綬褒章。彫刻家の舟越保武さんは父。著書に画文集「言葉の降る森」などがある。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください