1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

肺がん疑い見逃し、80代死亡 名古屋大病院、遺族に謝罪

共同通信 / 2024年4月11日 20時36分

記者会見する名古屋大病院の丸山彰一院長(左)ら=11日午後、名古屋市

 名古屋大病院は11日、名古屋市の80代の男性患者が受けたCT検査で肺がんの疑いが指摘されたのに、担当医が放置し、約6年後の2022年3月に死亡したと発表した。この間、肺がんは2段階進行しており、病院側は診療行為が不適切で死期を早めた可能性があるとして、遺族に謝罪した。

 病院によると、男性が訴えた下腹部痛の原因を調べるため、16年に放射線科医が胸腹部のCT検査を実施。肺がんの疑いが判明し、放射線科医は、男性が定期受診していた泌尿器科の担当医に「3カ月後に再検査を推奨します」などと求めるリポートを作成した。

 だが、担当医はリポートを熟読せず、男性に説明や再検査も行わなかった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください