小林製薬、特別損失38億円計上 紅こうじ問題、追加損失も
共同通信 / 2024年5月10日 18時19分
小林製薬は10日、紅こうじサプリメントとの関連が疑われる健康被害を巡り、製品回収などの費用として2024年1~3月期連結決算で38億円の特別損失を計上したと発表した。摂取者の入院数は現在も増えており、損失はさらに膨らむ可能性がある。今後の業績への影響は見極めが困難として、24年12月期の連結業績予想は取り下げた。
特損の38億円には、サプリや企業向けの紅こうじ原料回収費用のほか、サプリ摂取と症状に関連があると疑われる顧客に対する医療費の実費支払い分も含む。24年1~3月期決算は、売上高は前期比9.0%増の364億円、純利益は特損が響いて72.9%減の9億円だった。
2月に発表した24年12月期の当初業績予想は、売上高を前期比7.0%増の1856億円、純利益は0.8%増の205億円を見込んでいた。
小林製薬は健康被害を1月に把握したが、公表まで約2カ月かかった対応の是非などを調査するため、外部の有識者や社外取締役による検証を進めている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「紅麹」問題で傷ついたブランド 小林製薬の新戦略「ヘルスケアで成長路線」があだに
産経ニュース / 2024年5月10日 19時45分
-
小林製薬、業績見通しを取り下げ 紅こうじ問題で「見極め困難」
ロイター / 2024年5月10日 16時44分
-
小林製薬が「紅麹」問題で特別損失38億円 令和6年12月期予想は取り下げ
産経ニュース / 2024年5月10日 15時30分
-
小林製薬、紅こうじ問題で特別損失38億円
共同通信 / 2024年5月10日 15時14分
ランキング
-
1ドライブスルー中古車査定が登場…強みは「スピードと会話の短縮」
レスポンス / 2024年5月20日 19時30分
-
2だからトヨタは「全方位戦略」を貫いた…「富裕層のシンボル」テスラがここにきて大失速しているワケ
プレジデントオンライン / 2024年5月20日 9時15分
-
3医師が推薦!「おやつ」はむしろ食べたほうがいい… 大谷翔平も実践していた理想のおやつとは?
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年5月20日 8時0分
-
4再送-米アップル、薄型iPhoneを開発 25年に発売か=報道
ロイター / 2024年5月20日 8時30分
-
5やがて太陽光パネル"大量廃棄の波"が押し寄せる…地銀の「電力子会社設立ブーム」に潜むリスク
プレジデントオンライン / 2024年5月20日 10時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください