防災意識向上に学生視点 兵庫・芦屋の最年少市長
共同通信 / 2025年1月15日 3時41分
阪神大震災で大きな被害に見舞われた兵庫県芦屋市の高島崚輔市長(27)は2023年、最年少の26歳で市長に就任した。震災を経験していないが、東日本大震災の被災地を訪れたのをきっかけに政治の道へ。防災への意識を高めようと、大学生の力を借りて阪神大震災の広報番組を制作した。
1997年、大阪府吹田市生まれ。進学した灘中(神戸市)の授業でも、学校が避難所や遺体安置所として使われたと聞いたが、どこか人ごとに感じていた。
転機は東日本大震災。生徒会の募金活動に取り組むうち「東北に行きたい」と思うようになり、2012年に宮城、福島両県を訪れた。フジツボが付いた道路に、ひっくり返ったままの車。津波の被害を目の当たりにした。
市長就任後は水道の耐震化や、避難所として使われる学校体育館の空調整備に取り組んだ。一方、阪神大震災から長い年月を経て、市民の関心が薄れているとの課題も浮かび上がった。昨年、甲南女子大と連携協定を締結。学生が被災者らから聞き取って広報番組を制作し、ケーブルテレビで放送された。
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