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スーダンの武力紛争に端を発する地域危機に、教育を後回しにはできない基金(ECW)が対応

共同通信PRワイヤー / 2024年4月16日 9時42分

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ECWのヤスミン・シェリフ事務局長が、1年に及ぶスーダンにおける敵対行為に関する声明を発表


ニューヨーク, 2024年4月15日 /PRNewswire/ -- スーダンの紛争は現在における世界最悪の事態のひとつであり、何百万人もの子どもたちや青少年が、スーダン国内外でその犠牲となっています。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404159491-O1-93x894zH


この悪質な紛争から1年を迎えるにあたり私たちは、紛争の影響を受けたすべての少女と少年に対し、命を救う質の高い教育へのアクセスを確保することを、世界のリーダーたちに求めます。子どもたちの希望と未来は、その行動に懸かっています。


スーダンは壮大な人道危機に見舞われています。国際的な緊急行動がなければ、この大惨事は国全体を飲み込み、難民が国境を越えて近隣諸国に逃げ込むため、近隣諸国にさらに壊滅的な影響を及ぼす可能性があります。


残忍な紛争は罪のない人々の命を奪い続けており、すでに1万4,000人以上の子ども、女性および男性が殺害されたと報告されています。国連によると、スーダンの人口の半分にあたる2,500万人(うち1400万人が子どもたち)が、緊急人道支援を必要としています。推定500万人が飢饉寸前の状態です。


スーダンはまた、世界最大の強制的な移住危機に直面しています。2023年4月15日以降、スーダン国内外で800万人以上が強制的な移住を余儀なくされています。そのうち400万人は子どもたちです。


全国でほぼすべての学校が閉鎖され、あるいは再開に苦戦しており、1900万人近い学齢期の子どもたちが教育を受ける機会を失うという危機に直面しています。この危機に直面する子どもたちの数は、フィンランド、アイルランド、ノルウェーの人口を合わせた数よりも多いことになります。


教育を後回しにはできない基金(ECW)は、緊急事態と長期化する危機に対する教育のため、国連に設置された世界基金です。ECWは私たちの世界的な戦略的パートナーと共に、この複雑な紛争の影響を受けている少女と少年たちに、安全、希望、そして質の高い教育の機会を提供するために、迅速かつ敏捷に、そして協調をもって対応してきました。


ECWは、地域の難民教育ニーズに応えるため、これまでに1,000万米ドルを提供しており、中央アフリカ共和国チャドエジプトエチオピア南スーダンで、初の緊急支援助成金が発表されました。スーダンでは、2023年8月に発表された500万米ドルの助成金を含めた2800万米ドルの資金提供により、8万6,000人以上の少年少女が包括的で質の高い教育を受けることが可能になります。

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