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Zayed Sustainability Prize受賞イニシアチブ「Beyond2020」がコスタリカに命を救うデジタル・マンモグラフィを導入

共同通信PRワイヤー / 2024年4月26日 9時43分


コスタリカのシンディ・ケサダ(Cindy Quesada Hernández)女性相は「予防文化とセルフケアの促進は、コスタリカの女性がより健康的な生活を送るのに役立ちます。そのため、Beyond2020とその貴重なパートナーの皆様が、この目標の達成に大きく貢献してくださったことに心から感謝します。サステナビリティと人道支援に対する皆様の取り組みは、皆様が奉仕するコミュニティーの生活を変え、全ての人々にとってより公正な社会の基礎を築きました」と語っています。


2022年、コスタリカでは新たに1344人の乳がん症例と423人の乳がん死亡が報告されました。恵まれない地域の女性は、より豊かな地域の女性に比べ乳がんの発見率、治療率、生存率が低いことが、研究で明らかになっています。Beyond2020は、コスタリカのリソースが限られた農村部にMamotestのサービスを拡大することで、健康の公平性を促し、何千人もの女性が質の高い医療を受けられるよう支援しています。Mamotestは、乳房画像診断の専門医である父親から常々、乳がんの早期発見が救命に大きな違いをもたらすことを直接聞かされていたGuillermo Pepe氏のビジョンの賜物です。


Pepe氏は「私たちは、イノベーションと忍耐、そして強い目的意識で障害を乗り越え、全ての女性がタイムリーで正確な治療を受けられるよう努めています。私たちのプラットフォームは、患者の100%のトレーサビリティを保証し、治療を受けるまで継続的なフォローアップを提供します。人工知能の力を活用することで、Mamotestは人間の観察では見落とされがちな異常を検出でき、早期発見が大幅に増えます」と説明しています。


2022年のZayed Sustainability Prize受賞後、Mamotestは最先端の診断センターの運営を、アルゼンチンだけでなく、メキシコ、コスタリカ、ブラジル、スペインにも拡大しました。現在は、既存の検査施設と協力して質の高いマンモグラフィを低コストで提供、女性が地理的、技術的、経済的な障壁を乗り越えて医療を受けられるようにしています。データ主導のエンドツーエンド・ソリューションにより、治療と医薬品の両方へのアクセスが改善され、乳がんの生存率が向上しました。


Zayed Sustainability PrizeディレクターのLamya Fawwaz博士は「アクセスしやすく安価なマンモグラフィには、女性の生活の質を大幅に向上させる可能性があります。Beyond2020とそのパートナーは、コスタリカが、国民、特に女性の健康ニーズにより素早く対応できるようにする一翼を担えることを喜んでいます。機器導入により、予防医療には、個人に力を与え、早期発見を促し、最終的には命を救い、より健康で強靭な社会を育む力があることを、地域社会に認識させることもできます」と語っています。

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