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企業は生成AIの段階的導入を支持 ― 知識ギャップの対処に向けて

共同通信PRワイヤー / 2024年4月30日 13時0分

- 企業の3分の1以上(38%)が、生成AIの慎重で段階的な展開を求めている

- 73%が生成AIの概念とユースケースの知識のギャップを指摘

- 欧州・アジアと米州企業における5G投資のギャップが縮まる


最新のEYの調査「EY Reimagining Industry Futures Study (産業の未来図を再構築するための調査)」(日本語概要はこちら)では、生成AIが画期的なテクノロジーとしての地位を確立しており、調査対象となった1,405社の企業のうち43%が生成AIに投資しています。全体として、生成AIは調査対象の9つの新興技術の中で3位、「アナリティクスとAI」は1位となりました。現在生成AIに投資している企業のうち、80%がアプリケーションの概念実証に取り組んでおり、20%がパイロットプロジェクトを進めています。


生成AIの注目度が高まっているにもかかわらず、回答者の38%は、倫理と説明責任の問題を考慮し、慎重で段階的な導入アプローチを支持しています。これに関連して、73%が生成AIの概念とユースケースをより深く理解しようとしており、69%がリスクをもっと知る必要があると回答しています。また、52%は失業の可能性を懸念しています。


生成AIに関する企業の優先事項は、データの正確性と倫理に関するリスクに対処するためにデータガバナンスを改善する必要性に基づきます (回答者の46%)。企業が挙げた生成AIのユースケースの上位には、従業員のトレーニングとコラボレーション(36%)、顧客向け販売とサービス(35%)などがあります。


EY Global Telecommunications LeaderのTom Loozenは次のように述べています。

「今年の調査から浮かび上がった最大のトレンドの1つは、生成AIへの投資の背後にある勢いです。企業は、生成AIが組織に与える全体的な影響を評価し続けています。この最先端のテクノロジーは、企業の変革の可能性を再定義しています。しかし、導入によって提起される戦略的および実際的な課題は数多くあり、特にデータガバナンスに関連しています。このような状況では、企業がデータセキュリティ、説明責任、倫理上の課題をよりよく理解し、軽減することを支援するベンダーが市場で勝利を収めるでしょう。」


 

企業がAIの統合を検討する中、5Gへの投資が増加

その他の分野では、5Gへの投資が前年比で増加し、6ポイント増の79%となっています。米国企業は引き続き5G投資で他の地域をリードしており、82%が現在投資しているか、投資を計画しています。しかし、他の地域では、欧州企業の79%、アジア企業の78%が現在投資している、または投資を計画しており、いずれも現在の投資額が前年比で10ポイント以上増加しています。これは、これらの地域における最近の5Gスタンドアロン(5G SA)技術の出現を反映しています。

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