SASの生成AIに関する市場調査 リーダーの80%がデータプライバシーやセキュリティに懸念
Digital PR Platform / 2024年4月19日 11時4分
ガバナンスのフレームワークが整備されていないと認識、
規制コンプライアンスの整備ができていると回答したのはわずか10%
AIおよびアナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、生成AIに関する最新の調査結果を発表しました。報告によると、米国国内の組織は、生成AIによってビジネスや人の生産性が向上する可能性について、非常に意欲的であることが分かりました。一方、そうした意欲の高まりの中で、リーダーたちは理解のギャップや戦略的な計画の欠如、人材不足などが、このテクノロジーの価値を実現し、測定する上での障害になっていると考えています。
この調査は今年初め、SASの支援を受けて Coleman Parkes Research 社が実施したもので、米国国内で生成AI戦略もしくはデータアナリティクスの意思決定者300人を対象に、主要な投資領域や組織が直面する課題についての意識調査を行いました。Coleman Parkesはこの調査を米国以外のリーダーにも実施し、グローバルな調査結果については、2024年後半に公開を予定しています。米国国内における調査のエグゼクティブサマリーについては、「Generative AI Challenges and Potential Unveiled: How to
Achieve a Competitive Advantage(https://www.sas.com/en_us/offers/24q2/generative-ai-reports.html
)(生成AIの課題と今後の可能性:競争で優位に立つための方法)」を参照ください。
SASの戦略AIアドバイザーであるマリネラ・プロフィ(Marinela Profi)は、次のように述べています。「組織は大規模言語モデル(LLM)だけではビジネス課題を解決できないことに気付き始めています。生成AIは、組織にとってビジネスのあらゆる願望を実現してくれる真新しいおもちゃなどではなく、ハイパーオートメーションの実現や既存のプロセスおよびシステムの高速化に貢献する理想的なアイテムとして扱われるべきです。時間をかけた先進的な戦略の策定や、LLMの統合、ガバナンス、説明可能性を提供するためのテクノロジーへの投資を行うことはあらゆる組織にとって重要なステップであり、一気に飛び込んで身動きが取れなくなる前に取るべき方策だと言えます」
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