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総合がんバイオテクノロジー企業Infinitopesが、抗原探索技術Precision Immunomics(TM)を向上させ、さらに5つのがんを対象とするため、1280万ポンドのシード資金を確保

共同通信PRワイヤー / 2024年5月2日 9時48分

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調達資金は主力ワクチンITOP1の第I/IIa相試験の開始にも寄与


オックスフォード(英イングランド), 2024年5月2日 /PRNewswire/ -- 世界有数の精密抗原探索プラットフォームと、防御免疫反応を持続的に刺激できるワクチンベクターを組み合わせた総合がんバイオテクノロジー企業Infinitopes Precision Immunomicsは30日、Octopus Venturesが主導する1280万ポンドのシード資金調達ラウンドの完了を発表しました。本ラウンドには、Cancer Research Horizons、Cancer Research Institute、CRIS Cancer Foundation、Kindred Capital、Manta Ray、Martlet Capital、Meltwind Advisory、Saras Capital、Wilbe Capitalおよび専門のエンジェル投資家からも資金が集まり、目標額を大幅に超える応募がありました。調達資金の総額は、新規株式投資と、イノベートUK(Innovate UK)の未来経済投資家パートナーシップ(Future Economy Investor Partnership)スキームからの名誉ある非希薄化賞を合わせたものです。


適切なターゲット、適切なベクター、適切な患者、適切なタイミング


Infinitopesは2021年の設立以来、がんワクチン分野の3つの重要課題を克服することで、同分野のリーダーとしての地位を確固たるものにするべく、迅速に取り組んできました。第1に、同社は、抗原探索技術Precision Immunomics(TM)(プレシジョン・イミュノミクス)を使い、腫瘍シグネチャーを偏見なしに同定、ランク付けすることで、相乗効果のある新規腫瘍ターゲットの正確な選択を可能にしました。第2に、Infinitopesは、生命を脅かすがん転移の再発予防に必要なT細胞反応を持続的に刺激できる、安全で効果的な独自のベクター送達システムの開発を続けています。最後に、同社は免疫学に関する豊富な知識を活用し、疾患キーオピオニオンリーダー(KOL)と提携して、患者を最大限保護するための最適な治療スケジュールを立てています。


主力の第 I/IIa相試験は今秋開始予定


Infinitopesの主力アセットである新規がんワクチン「ITOP1」は、2024年第3四半期に1次治療がん患者を対象に第I/IIa相試験を開始する予定です。2022年8月に英医薬品医療製品規制庁(MHRA)からイノベーション・パスポート「革新的ライセンス及びアクセス経路(ILAP)」を取得したことで、このように迅速な臨床への移行が可能となりました。

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