1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

LONGi、2023年年次報告書を発表

共同通信PRワイヤー / 2024年6月4日 11時9分

写真

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406041720-O1-j26713j3


西安(中国)、2024年6月4日 /PRNewswire/ -- LONGi(ロンジ、LONGi Green Energy Technology Co., Ltd. 本社:中国・西安市)は、2023年の年次報告書を発表しました。同報告書によると2023年の同社の売上高は、1294.98億人民元(日本円で約2兆5900億円※1)を達成し、2022年に引き続き1000億人民元を超える売上規模を維持しました。また、上場企業の株主に帰属する純利益は前年比約73%の107.51億人民元(日本円で約2150億円※1)と、業界の産業チェーンの価格の周期的低迷と新旧生産設備入替の影響などが、当社業績を若干押し下げました。


 


製品の出荷量と売上高:


2023年、太陽電池用単結晶シリコンウェハは前年比約147%の125.42GW(社外への販売分53.79GW、自社製品への使用分71.63GW)で9年連続世界1位となりました。また、太陽電池モジュールは前年比約144%の67.52GWとなり、太陽電池セルの社外への販売分5.90GWと合わせて、計73.42GWを出荷しました。

2024年の出荷量の目標は、単結晶シリコンウェハ(自社使用分含む)が約135GW、太陽電池モジュール(自社使用分含む)と太陽電池セル(社外への販売分)の合計が90〜100GWとしています。


総資産と負債率:


2023年末時点の総資産は前年比約117%の約1639.69億人民元(日本円で約3兆2794億円※)となりました。また、総負債は約932.57億人民元となり、負債率(※2)は56.87%と、引き続き50%台の良好な水準を維持しています。


資産減損処理について:


太陽光発電産業チェーンの様々な段階における製品価格の継続的な下落の影響を受け、同社は減損の兆候が見られる資産を判定して減損処理を行い、在庫評価損の引当金52億人民元と固定資産減損の引当金16億人民元を含む計70億人民元(日本円で約1400億円※1)の減損引当金を計上しました。

この様な資産の減損は短期的に業績に影響を及ぼしましたが、LONGiはその企業規模の大きさから他のメーカーに比べ経営上の高い耐性が有り、また、財務状態や資産価値を公正に反映することで今後の更なる健全な経営と事業拡大に繋がる処理となります。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください