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世界平和度指数によって、紛争に関与している国の数が第二次世界大戦後、最も多くなっていることが明らかに

共同通信PRワイヤー / 2024年6月11日 13時37分

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【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406112027-O1-9tc9qhjf


ロンドン, 2024年6月11日  /PRNewswire/ -- 本日、国際シンクタンク、経済平和研究所(IEP)は世界平和度指数(GPI)の第18版を発表し、世界が岐路に立っていることを明らかにしました。一丸となって取り組まなければ、大規模な紛争が急増する危険性があります。



主要な結果


97か国で平和度が悪化し、2008年の世界平和度指数の発表開始以来、どの年よりも多い結果となりました。

ガザとウクライナにおける紛争が、世界的な平和度の低下の主な要因であり、2023年には戦闘による死者が16万2000人に達しました。

現在、92か国が国境を越えた紛争に関与しており、これはGPIの発表開始以来のどの時期よりも多い結果です。

最先端の軍事採点システムでは、米国の軍事力は中国の最大3倍高いと評価されています。

暴力による世界経済への影響は、2023年には19.1兆ドルに達し、世界GDPの13.5%に相当紛争にさらされることは、政府と企業にとって重大なサプライチェーンリスクとなります。

軍事化は、GPIの発表開始以来、最大の年間悪化を記録し、108か国で軍事化が進みました。

1億1千万人が激しい紛争による難民または国内避難民となっており、現在16か国が50万人以上の難民を受け入れています。

地域別では北米が最も悪化しており、これは暴力犯罪と暴力に対する不安感の増加によるものです。


現在56の紛争が起こっており、これは第二次世界大戦以来最多です。国境外の紛争に関与している国は92か国に上り、GPIの発表開始以来最多となっています。小規模な紛争が増えれば、将来的に大規模な紛争が起こる可能性が高まります。たとえば、2019年にはエチオピア、ウクライナ、ガザで小規模な紛争が発生していると認識されました。 


昨年は16万2000人の紛争関連死者数が記録されました。これは過去30年間で2番目に多い記録であり、ウクライナとガザでの紛争が死者の4分の3近くを占めています。ウクライナが半数以上を占め、紛争死者83,000人を記録し、2024年4月までのパレスチナの紛争死者数は少なくとも33,000人と推定されています。2024年の最初の4か月間で、世界の紛争関連死者数は47,000人を記録しました。今年中、このペースで死者が出続けば、1994年のルワンダ虐殺以来の紛争死者数と達します。

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