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転移性非小細胞肺がんに関する第III相EVOKE-01試験の 結果について、2024年米国臨床腫瘍学会(ASCO)で口演

共同通信PRワイヤー / 2024年6月13日 13時0分

Journal of Clinical Oncologyにて同時発表


2024年6月13日

ギリアド・サイエンシズ株式会社


転移性非小細胞肺がんに関する第III相EVOKE-01試験の 結果について、2024年米国臨床腫瘍学会(ASCO)で口演

-Journal of Clinical Oncologyにて同時発表-


ギリアド・サイエンシズ(本社:米カリフォルニア州フォスターシティ、ナスダック:GILD、以下「ギリアド」)は5月31日、第III相EVOKE-01試験の詳細な結果について、2024年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会の口演セッション(2:45-5:45pm、中部標準時)内で発表しました(抄録番号 #LBA8500)。この結果は同時にJournal of Clinical Oncologyでも発表されました。当社は以前、本試験の主要評価項目である、前治療歴のある転移性非小細胞肺がん(NSCLC)における全生存期間(OS)が未達であったことを発表しています。


プラチナ製剤ベースの化学療法や抗PD-(L)1抗体薬による治療中または治療後に病勢進行した、転移/進行性のNSCLC患者さんを対象に、sacituzumab govitecan-hziy(SG)をドセタキセルと比較し、評価するEVOKE-01試験において、死亡リスクの16%低下が示されました(OS中央値:11.1 対 9.8カ月、ハザード比(HR):0.84、95%信頼区間(CI):0.68-1.04、片側p値:p=0.0534)。また、扁平上皮型、非扁平上皮型に関わらず、一貫してOSの数値的改善が認められました。直近の抗PD-(L)1抗体薬を含む治療で奏効しなかった患者さんには高いアンメットニーズがあり、そのようなサブグループにおいて、SG群では、ドセタキセル群と比較して、3.5カ月の臨床的に意味のあるOSの改善が認められました(OS中央値:11.8 対 8.3カ月、HR:0.75、95%CI:0.58-0.97)。本サブグループは、試験集団の約2/3に相当します。この事前に規定されたサブグループ解析は、正式な統計学的検定のための有意水準は設定されていませんでした。


直近の抗 PD-(L)1 抗体薬を含む治療に奏効した転移性NSCLC患者さんのサブグループにおいて、SG群とドセタキセル群のOS中央値は、9.6 対 10.6カ月でした(HR:1.09、95%CI:0.76-1.56)。試験集団全体において、SG群では、ドセタキセル群と比較して、12カ月時点でより多くの患者さんが生存していました(46.6% 対 36.7%)。

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