カマンベールチーズに含まれる成分「オレイン酸アミド」の継続的摂取が認知機能の維持や、睡眠の改善に寄与
共同通信PRワイヤー / 2024年6月20日 14時0分
0620リリース図
日本人中高年を対象に調査、特に短期記憶やワーキングメモリーの維持に有意な効果
株式会社 明治(代表取締役社長:松田 克也)は、ヒトを対象とした介入研究を行い、カマンベールチーズに含まれる脂質成分であるオレイン酸アミドの継続的な摂取が、日本人中高年の記憶力などの認知機能の維持や睡眠の改善に寄与する可能性があることを明らかにしました。当研究成果は2024年3月27日に、栄養学分野で評価の高い国際学術誌Frontiers in Nutritionに掲載されました(Sasaki, et al. Front. Nutr., 2024, 11. doi:10.3389/fnut.2024.1357920)。また、2024年5月24日から26日にかけて開催された第78回日本栄養・食糧学会大会にて発表しました。
【研究成果の概要】
オレイン酸アミド(60 µg※1)を含む試験食品を12週間継続的に摂取し、認知機能低下の自覚のある中高年の認知機能や睡眠に与える効果を調べました。
①オレイン酸アミドを含む試験食品の摂取後では、摂取前に比べて認知機能と関連する血中成分であるBDNF※2の量が維持される傾向が見られました。
②オレイン酸アミドを含む試験食品の摂取は、対照食品の摂取と比較して認知機能、特に短期記憶やワーキングメモリー※3の維持に有意な効果を示しました。
③オレイン酸アミドを含む試験食品の摂取後では、摂取前に比べて睡眠状態の総合スコア、睡眠の質、入眠時間※4が有意に改善しました。
※1 一般的なカマンベールチーズ ホールタイプ1個分(約90-100 g)に含まれる量に相当(当社調べ)
※2 神経細胞の発生・成長・維持・再生を促進させる脳由来の神経栄養因子であり、その濃度が高いほど記憶力や学習能力などの認知機能評価スコア(認知機能検査の一つであるMMSEの結果)が高いなど、認知機能との正の相関関係が示されている。
※3 入ってきた情報を整理して必要な情報を選択的に保持しながら作業する情報処理能力
※4 寝付くまでにかかる時間
【研究成果の活用】
超高齢社会となった日本において、チーズに含まれる成分による認知機能の維持の可能性を研究することで、健康寿命の延伸に貢献していきたいと考えています。また、認知症のリスク因子でもある睡眠状態の改善の可能性を研究することで、心身の健康の維持と日々のパフォーマンスの向上に貢献していきたいと考えています。
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