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【注意喚起】「低価格・高リスク」の非純正バッテリーに注意

共同通信PRワイヤー / 2024年6月27日 11時0分

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事例②:充電式電動工具

事故発生年月 2020年4月 (岐阜県、40歳代・男性、軽傷)

【事故の内容】

 ネット通販で購入した充電式電動工具用バッテリーを、購入後初めて充電器で充電していたところ、異音がして出火し、周辺を焼損し火傷を負った。

【事故の原因】

非純正バッテリーの保護回路基板(安全保護装置)の設計不良により、充電中のすべてのリチウムイオン電池セルの電圧を検知することができない構造であったため、一部のリチウムイオン電池セルが過充電状態となって異常発熱し、焼損したものと考えられる。

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事例③:充電式掃除機

事故発生年月 2023年9月 (兵庫県、性別・年齢不明、製品破損)

【事故の内容】

 ネット通販で購入した充電式掃除機用バッテリーを機器に取り付けた状態で保管していたところ、突然作動するとともに出火した。

【事故の原因】

 非純正バッテリーの保護回路基板(安全保護装置)が異常発熱して出火したものと考えられる。なお、2021年8月16日よりリコールが実施されている製品であった。

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気を付けるポイント:「非純正バッテリー」が抱えるリスクについて理解する。

リスク①:設計に問題があり、異常発生時に安全保護装置が作動しない場合がある。

非純正バッテリーの中には、純正バッテリーに比べて安全対策が劣る製品があり、過充電保護装置などの安全保護装置が異常発生時に働かないおそれがあります。


▼過充電保護装置が劣る例

安全対策が適切なバッテリーではすべてのリチウムイオン電池セルが決められた電圧で充電されるよう監視されていますが、安全対策が劣るバッテリーの場合、電圧の監視が部分的になっているものがあり、決められた電圧より高い電圧で充電(過充電)されて発火する危険があります。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406242598-O8-aGKO4qHH


リスク②:品質管理が不十分で、通常の使用であっても事故に至る場合がある。

 非純正バッテリーの中には、製造時の品質管理が不十分で、電池内部に異物が混入していたり、電気回路の部品に不良品が使われていたりする製品があります。そうリコールった製品は使用中や充電中に発火事故が発生するおそれがあります。製品によっては充電後にしばらくしてから発火したという事例もあります。

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