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真夏の製品事故アラート ~モバイルバッテリー・携帯用扇風機・着火剤の取扱いに注意~

共同通信PRワイヤー / 2024年7月12日 10時0分

真夏の製品事故アラート ~モバイルバッテリー・携帯用扇風機・着火剤の取扱いに注意~

夏の事故_車内発火2

 梅雨が明けたらいよいよ夏本番!アウトドアでの活動も増えてきます。独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)、理事長:長谷川史彦、本所:東京都渋谷区西原]は、夏に気を付けていただきたい製品事故を3件紹介し、注意を呼びかけます。


 今回ご紹介するのは

・スマートフォンの充電などに活躍する「モバイルバッテリー」を、夏の炎天下に、自動車内に置いたままにすることによって発火する事故。

・屋内外で手軽に涼める夏の必需品「携帯用扇風機(※1)」を、落下等の雑な取扱いをしたことによって破裂や発火する事故。

・バーベキューの火起こしに使用する「着火剤」を、弱まった火の勢いを強めるため継ぎ足してしまったことで起こるやけど事故。

の3選です。


 これから夏本番を迎える前に、製品事故による思わぬ被害を未然に防ぐため、事故防止のポイントを確認しましょう。


(※1) 本資料では、充電式の持ち運び可能な扇風機を携帯用扇風機としています。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407093335-O1-7yfSWLou


 


 


 


1.  モバイルバッテリーの事故

 モバイルバッテリーなどリチウムイオン電池を使用している製品は、熱(暑さ)が苦手です。暑くなりやすいところや、直射日光が当たるようなところに放置すると、バッテリーが熱暴走して、発火に至るおそれがあります。


■自動車内に置いていたモバイルバッテリーから出火した事故

事故発生年月  2021年 8月(鹿児島県、50歳代・女性、拡大被害(※2))

【事故の内容】

自動車内に置いていたモバイルバッテリー付近から出火し、周辺を焼損した。

【事故の原因】

焼損が著しく、詳細な使用状況等が不明であり、原因の特定はできなかったが、長期使用(約8年)

でリチウムイオン電池が劣化していたことに加え、高温の車内にモバイルバッテリーが置かれていた

ことから電池セルが異常発熱して発火した可能性が考えられる。

SAFE-Lite検索キーワード】

モバイルバッテリー  自動車内


(※2) 製品本体のみの被害(製品破損)にとどまらず周囲の製品や建物(車両)などにも被害を及ぼすことを指します。


 

モバイルバッテリーで気を付けるポイント

○夏場、特に高温となる自動車内や直射日光の当たる窓際などに放置しない。

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