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イネコムギはイネのミトコンドリアを持つ新たなコムギであった!

共同通信PRワイヤー / 2024年8月7日 14時0分

<雑誌名>

Plant and Cell Physiology

<DOI>

DOI: 10.1093/pcp/pcae074

<公開日時>

2024年8月7日00:01 UTC(日本時間9:01)



7. 補足説明

[1]  交雑不全

種が異なると交配を行っても受精が生じない、あるいは、交雑胚が正常に発生しないことによって次世代の個体が得られないこと。特に亜科間および属間雑種などの遠縁の種間の交配(交雑)においては、ほとんど場合で交雑不全が生じる。


[2] 顕微授精(IVF)法

植物の花器官から卵細胞と精細胞をそれぞれ単離し、それら配偶子を電気的に融合させて受精卵を作出する手法。In vitro fertilization (IVF) 法ともいう。作出した受精卵を培養することで、植物体にまで発生・再分化させることができる。


[3] 細胞質雑種(Cybrid)

ミトコンドリアとプラスチドは独自のゲノムを保持する細胞質オルガネラである。細胞質雑種とは異種のミトコンドリアおよび/またはプラスチドを保持している状態のことである。Cytoplasmic hybrid (Cybrid)ともいう。


[4] キメラ

同一個体の中に異なる遺伝情報を持つ細胞が混在している状態の個体のこと。


[5]  三大穀物

コムギ、イネおよびトウモロコシの3種のイネ科作物を指す。世界の穀物生産の94%をこれら3種の作物が占めている(2018年 FAO報告)。


[6] FISH解析

Fluorescence in situ hybridization解析の略称。蛍光物質をつけたプローブ(標的とするゲノム配列と相補的な塩基配列を有するDNA配列)を標的細胞中の染色体と結合させ、蛍光顕微鏡下で目的の染色体部位を可視化する解析手法。


[7] ゲノムPCR

ゲノムDNA(鋳型)およびDNAプライマーを用いてPCRを行うことで、目的のゲノム領域のDNAを増幅すること。これにより、鋳型として用いたゲノムDNA上における目的ゲノムDNA領域の有無が判定できる。


関連URL:https://kyodonewsprwire.jp/release/202408054589

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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