1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

みんなで考えよう!高齢者の事故  ~溝・隙間・点火に注意 死亡事故も発生しています~

共同通信PRワイヤー / 2024年9月10日 10時0分

 さらに、定期的に取扱店などで専門の点検を受けることも大切です。不具合のある状態で使用すると、けがをしたり電動車いすを損傷したりする原因になります。

 充電時期の目安や点検項目の詳細、点検時期については、製品に付属の取扱説明書やメーカーのホームページをご確認ください。


 


2.  介護ベッド、ポータブルトイレの隙間への挟み込みの事故

 介護用品には体の移動を補助するためのフレームや肘掛けがありますが、隙間があった場合に腕や首等を挟み込んでしまう事故が発生しています。また、リコール品での事故も発生しています。


■介護ベッドの手すりとマットレスの隙間に挟まった事故

 事故発生年月 2022年6月(静岡県、80歳代・女性、死亡)

【事故の内容】

 使用者(80歳代)が介護ベッドの手すりとマットレスにけい部が挟まれた状態で発見され、病院に搬送後、死亡が確認された。

【事故の原因】

 事故発生時の詳細な状況が不明のため事故原因の特定には至らなかったが、介護ベッドに異常は認めら れないことから、製品に起因しない事故と推定される。

SAFE-Lite検索キーワード】

 介護ベッド 隙間


■ポータブルトイレへの移動中に隙間に挟まった事故

事故発生年月 2000年~2002年頃(大阪府、80歳代・男性、重傷)

【事故の内容】

 ポータブルトイレを使用しようとしたところ転倒し、背もたれと肘掛けとの間の隙間に腕が挟まり、骨折した。

【事故の原因】

 ポータブルトイレは、背もたれと肘掛けとの間に、腕等が挟み込まれやすい隙間があったため、転倒した拍子に当該隙間に腕を挟んだものと推定される。

 再発防止措置として、製造事業者は、2002年7月に社告を、2013年10月に再社告を実施して隙間のない製品との無償交換を行っているほか、2013年11月以降、販売店・介護ショップ・介護施設や病院へのダイレクトメールの発送や介護サービス業界紙と専門誌への社告の掲載等を行っている。さらに、2015年夏から毎月各自治体の広報紙に社告の掲載等を行っている。

SAFE-Lite検索キーワード】

 ポータブルトイレ 隙間


 

介護ベッド・ポータブルトイレ等の挟み込みで気を付けるポイント

○使用している製品がリコール対象か、古い安全基準の製品ではないか確認する。【ご家族等】

 ポータブルトイレや介護ベッド用フレームでは、肘掛けやフレームの隙間が適切ではなかったことでリコールしている製品があります。リコール対象製品かどうかはNITE SAFE-Liteで検索することができます。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください