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みんなで考えよう!高齢者の事故  ~溝・隙間・点火に注意 死亡事故も発生しています~

共同通信PRワイヤー / 2024年9月10日 10時0分

 また、隙間に頭や首等を挟み込む事故を防ぐため、ポータブルトイレでは2011年に「JIS T 9261福祉用具ポータブルトイレ」が制定され、介護ベッドは2009年に「JIS T 9254 在宅用電動介護用ベッド」が改正・公示されていますが、JIS制定・改正以前に製造された製品は最新の安全基準をみたしていない可能性があります。そのような製品に対しては、隙間への挟み込み防止措置を施すようにしてください。介護ベッドは、目安として下図のAの隙間が直径120mm、Bの隙間が直径60mmより広くなっている場合は、注意が必要です。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202409035841-O3-qB72hg76

〇フレームや肘掛け・手すり等に危ない隙間がないか確認する。【ご家族等】

 安全基準を満たしている場合でも、隙間からベッドの外にあるものをとろうとする、意図せず体制を崩してしまうなどして、隙間に挟まってしまうおそれがあります。使用者の身体能力や体格に応じて、あらかじめクッションや保護カバー、スペーサーで隙間をなくしておくことで、より安全に使用できます。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202409035841-O11-E0LP3k3n


画像出典:医療・介護ベッド安全普及協議会 パンフレット「介護ベッドここが危ない 」 http://www.bed anzen.org/use/ use/ 


 


3.  ガスこんろ、ライターの着衣着火の事故

 ガスこんろを使用中に周りにある調理器具を取ろうとするなど、こんろの火に近づいたことで衣服に着火する事故が発生しています。また、ライターの使用後に完全に消火できておらず、ライターの残火が衣服に着火する事故も発生しています。


■ガスこんろの火が衣服に着火して火傷を負った事故

事故発生年月2022年10月(奈良県、60歳代・女性、重傷)

【事故の内容】

 ガスこんろを使用中、衣服に着火し、火傷を負った。

【事故の原因】

 使用者がガスこんろ左側に置かれていた調理器具を右手で左奥へ移動させた際に右上腕部が左こんろに接近し、左こんろのバーナーの炎が着衣に着火したものと考えられる。

 なお、取扱説明書には、「使用中は衣服を炎やバーナーに近づけない。衣服に着火するおそれがある。」旨、記載している。

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