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『Basilisk HA自己治癒コンクリート』NETIS最高ランク『VE』技術に認定

共同通信PRワイヤー / 2024年9月9日 12時0分

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202409096060-O16-or423BT3


 硬化後のコンクリートに劣化等の原因でひび割れが発生すると、侵入してくる水や酸素によってバクテリアは乾燥状態から解放されると同時に、ひび割れ表面のpHが下がりバクテリアは活動を開始します。


 ひび割れ内に侵入する酸素を取り込み、分裂を繰り返しながらひび割れの表面で増殖を繰り返しバクテリアは活動を活発化させ乳酸カルシウムと酸素を摂取しながら代謝活動によりひび割れ内に炭酸カルシウムを排出することでひび割れを埋めていきます。


 ひび割れが完全に閉塞すると、水や酸素の供給が断たれることでバクテリアは再び休眠状態を保ち、次のひび割れ発生に備えます。


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【Basilisk HA自己治癒コンクリートの効果】

 Basilisk HA自己治癒コンクリートは、コンクリート1立法メートル当たり5kgのBasilisk HAを使用し、最大幅1mm程度までのひび割れを修復可能です。


 自己治癒コンクリート製の養生水槽に意図的に生じさせたひび割れからの漏水を僅か2週間ほどで止めることができたことや、供用開始後に生じたボックスカルバート頂版内側のひび割れを結露による水により自己治癒した実現場の調査結果からも、本技術による自己治癒効果が確認出来ます。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202409096060-O13-xe8zB710


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202409096060-O9-wey1jaCU


 使用用途としては、特に乾燥状態ではない環境下のコンクリート全般に利用できますが、水関係の構造物や地下建築物及びトンネルなど維持管理が難しい構造物のひび割れ修復に本領を発揮します。


 ひび割れ発生初期の段階で自己修復していくことで内部の鉄筋保護に大きな効果が期待できます。


【Basilisk HA自己治癒コンクリートの将来性】

 會澤高圧コンクリートは2020年11月に専用プラントによるHAの量産体制を確立して以来、すでにプレキャスト製品34,000㌧、生コンクリート5,800立米の自己治癒コンクリートを供給して参りました。NETIS登録を機に、今後はコンクリートのメンテナンスフリーを実現する切り札として、設計供用期間100年を標準として規定された高速道路や国道の橋梁のほか、港湾構造物や山岳トンネルおよび地下埋設物などへの採用を積極的に働きかけて行く考えです。

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