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米MIT「蓄電コンクリート」(EC³-Hub)開始式典を開催

共同通信PRワイヤー / 2024年9月18日 21時39分

米MIT「蓄電コンクリート」(EC³-Hub)開始式典を開催

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會澤社長がMITミュージアムで基調講演


2024年9月18日

會澤高圧コンクリート株式会社


 米マサチューセッツ工科大学(以下:MIT)は、米東部時間9月16日、電子伝導性炭素セメント材料「EC³」(electron-conducting carbon-cement material:日本名『蓄電コンクリ―ト』)の社会実装プロジェクトのスタートを記念し、人類の発明品などを数多く集めるMITミュージアムを会場に開始式(EC³-Hub Inauguration Ceremony)を開催しました。


 本式典は、今年4月11日、MITと會澤高圧コンクリート(本社苫小牧市、代表取締役社長 會澤 祥弘)が蓄電コンクリートの社会実装に向けた共同研究コンソーシアムを設立することで合意したのを受け、プロジェクトの本格始動を記念してMITの大学関係者を軸に、本技術に関心を寄せるグルーバル企業や政府関係者などをお招きする形で開催されました。


参考:米MITと會澤高圧コンクリート『ec³コンソーシアム』を設立

「蓄電コンクリート」の社会実装へ共同研究体制(2024年4月11日)

https://www.aizawa-group.co.jp/news2024041103/


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202409186550-O4-qwu461gB


 EC³-Hubの代表を務めるMIT土木環境工学部のフランツ・ヨーゼフ・ウルム教授が技術の概略説明を含めて開式の挨拶をした後、当社の會澤社長がおよそ30分間にわたり基調講演(キーノート)を行いました。


 コンクリートに様々なテクノロジーを掛け算して素材の新たな価値を生み出す経営手法を紹介したうえで、「再生可能エネルギーの普及に欠かせない蓄電池開発に世界がしのぎを削るなか、当社の変わらぬ祖業であるコンクリートが蓄電体に進化する可能性を目の前にして、傍観するという選択肢はあり得なかった」と強調、EC³-Hubをベースとする蓄電コンクリートの社会実装を決意した理由を明らかにしました。


 そのうえで「MIT研究者たちのハイレベルな実証工学とAIZAWAの量産ノウハウの確かな蓄積を経て、近い将来、本技術は大輪の花を咲かせるだろう」と抱負を述べました。


 キーノートの後、EC³-Hubの共同ダイレクターを務めるアドミール・マシック准教授が本技術のポテンシャルを解説し、リサーチサイエンティストのジェームズ・ウィーバー氏が技術の詳細を説明しました。

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