東京二期会が『2025-2026シーズン オペラ ラインアップ』を発表
共同通信PRワイヤー / 2024年10月30日 12時0分
世界的日本人デザイナーによるオペラ衣裳展
東京二期会が『2025-2026シーズン オペラ ラインアップ』を発表
巨匠ペーター・コンヴュチュニー演出の《影のない女》(R.シュトラウス)公演がメインとなるイベント事業「Tokyo Opera Days(トーキョー・オペラ・デイズ)」(10月18日~27日)を開催した東京二期会が10月17日、2025/2026シーズンのラインアップ発表会を行った。公演財団法人東京二期会理事の大野徹也、同財団事務局長の山口 毅、新シーズンで《さまよえるオランダ人》の演出を担当する演出家・深作健太、同オペラでゼンタを演ずる中江万柚子(ソプラノ)が登壇した。
さらに、「Tokyo Opera Days 2024」の一環で、東京文化会館のロビーにて開催となる「世界的日本人デザイナーによるオペラ衣裳展」も公開された。森英恵、コシノジュンコ、髙田賢三のてがけた貴重な衣裳の数々が間近で堪能できる。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410299001-O1-9g42y34Q】
東京から世界に発信する最前線のオペラ
最初に大野理事の挨拶。「東京は世界でも有数のオペラ上演都市。海外からの旅行者の方にも楽しんでもらえるイベント」となる「Tokyo Opera Days」について説明し、これからも「国内外の劇場やアーティストと築いてきた厚い信頼関係のもと、新しい時代の潮流にふさわしい舞台を提供していきたい。また若手歌手たちに期待してほしい」と抱負を述べた。
続いて山口常務理事により、ラインアップの《さまよえるオランダ人》(2025年9月)、《こうもり》(同11月)、《ファウストの劫罰》(同12月)、《カヴァレリア・ルスティカーナ》&《道化師》(2026年2月)、《ルル》(同4月)の4本についての紹介が行われた。
上岡敏之が東京二期会のオペラにワーグナーで初登場
Tokyo Opera Days 2025のメイン公演となるシーズン最初の演目、ワーグナーの《さまよえるオランダ人》は、ヴッパータール市立歌劇場などドイツの歌劇場の監督を歴任してきた上岡敏之を初めてオペラ指揮に迎え、演出はこれまでに《ローエングリン》や《フィデリオ》、《ダナエの愛》と、ドイツオペラを手がけて話題を呼んでいる深作健太が起用される。1972年生まれの深作は映画監督としても知られる。上岡の父親が映画のプロデューサーをしていた経緯もあり、2人の間でこのプロダクションについて熱く語り合っているという。
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