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【医師解説】年末年始の宴会シーズン対策 二日酔い対策のメカニズムと“復活”早める朝・昼ごはん

共同通信PRワイヤー / 2024年12月3日 10時0分

【医師解説】年末年始の宴会シーズン対策 二日酔い対策のメカニズムと“復活”早める朝・昼ごはん

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412020951-O2-7j2NT3f6】 


いよいよ年末年始の宴会シーズンに突入。今年がんばった自分を労って、思わずお酒を飲みすぎてしまう…という人も少なくないのでは?


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412020951-O3-S77L56I2


2024年11月、大正製薬株式会社が「二日酔いの経験がある」人489人を対象に「取り入れている二日酔い対策」について調査したところ、多い順に「空腹で飲酒しない(事前に軽く食べるなど)」237人、「飲むペースをゆっくりにする」189人、「飲酒の前に真水をたくさん摂る/水を頻繁に飲む/チェイサーを用意する」171人、「睡眠をしっかり取る」と「ウコンやタウリン・しじみサプリなどを飲む」が同列で134人という順でした。


飲む前までは注意しているはずが、知らない間に二日酔い…そんな事態を回避するための、医学的に正しい対策とは? 


麻酔科医で栄養管理のエキスパートである、谷口英喜先生に、医師も実際にやっている、効果的な二日酔い対策について伺います。





東京医療保健大学大学院医療保健学研究科客員教授 医学博士 谷口英喜先生


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412020951-O4-9IfSd7Ib

麻酔・集中治療、経口補水療法、体液管理、臨床栄養、周術期体液・栄養管理のエキスパート。日本麻酔学会指導医、日本集中治療医学会専門医、日本救急医学会専門医、TNT-Dメディカルアドバイザー。1991年、福島県立医科大学医学部卒業。学位論文は「経口補水療法を応用した術前体液管理に関する研究」。2024年5月に新刊『熱中症からいのちを守る』(評言社)が刊行。その他の著書『いのちを守る水分補給~熱中症・脱水症はこうして防ぐ』(評言社)など。




二日酔いのメカニズムとは?

二日酔いとは、アルコールの過剰摂取後に現れる頭痛や吐き気、倦怠感などの不快な症状のことですが、その主な原因はアルコールの分解過程で生じる有害物質「アセトアルデヒド」の蓄積、及びアルコールの利尿作用による体内の水・電解質の不足です。これらの要因が複合的に重なり、痛みやだるさといった二日酔いの状態が引き起こされます。

摂取したアルコールは主に肝臓で分解されますが、その際、大量の水と電解質が使われます。さらに、アルコールの利尿作用により飲酒後にトイレに行く回数が増え、体内の水とともにカリウムやナトリウムなどの電解質が排出されてしまいます。こうして起こる電解質の不足もアセトアルデヒドの排出を遅らせ、二日酔いの症状を悪化させてしまいます。

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