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タキイ種苗『2024年度 野菜の総括』 

共同通信PRワイヤー / 2024年12月5日 14時0分

 「値段が高くても買う野菜」は、1位「たまねぎ(31.8%)」、2位「キャベツ(28.3%)」が高い割合となっています。特にキャベツは「値段が高いと感じた野菜」1位でもあり、汎用性の高さから食卓に必要不可欠で、値段が高くても買わないわけにいかない野菜となっています。

 「値段が高いと買わない野菜」は、「ブロッコリー(19.0%)」が1位となっていますが、突出して高い傾向ではなく、嗜好に左右されると思われます。


④野菜の購入量については、値段が「安い」と感じた「もやし」が増加1位となる一方、「高い」と感じた「トマト」が減少1位に。価格高騰が野菜の購入量にも影響している! 

 「例年に比べて購入量が増えた野菜」1位が「もやし(12.5%)」に対し、「例年に比べて購入量が減った野菜」1位は「トマト(12.3%)」となっており、「例年に比べて値段が『高い』『安い』と感じた野菜」1位と連動しています。一方、2位「キャベツ(7.0%)」、3位「たまねぎ(5.5%)」は、「値段が高くても買う野菜」1位、2位となっており、価格の高騰が購入量に影響する野菜と、影響が少ない野菜があることがわかります。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412030978-O3-uXL360T0


⑤野菜の価格高騰への創意工夫では、「スーパーで見て安いものを買っている」が4割越え。さらに「野菜の購入を減らした」が約15%と切実な実態が浮き彫りに!

  「野菜の価格が高騰した際に創意工夫していること」は、「スーパーで見て安いものを買っている(42.5%) 」が1位で、2位「もやしなど比較的に安価な野菜で補足・代替している(25.5%)」に17.0%差をつけています。

 新設選択肢では、「価格上昇の影響の少ない野菜を使う(18.8%)」「野菜の購入量を減らした(14.8%)」が高く、野菜の価格高騰が、購入する野菜の種類と量の双方に影響を与えていることがわかる結果となりました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412030978-O5-1t2kiIOS


3.2024年の「食の形態と野菜摂取意欲の関係」

①「内食派」と「ほぼ内食派」を合わせると8割を超えるも、コロナ直後の昨年に比べて減少。少しずつコロナ前の「日常」へ戻りつつある? 

 「毎日ほぼすべての食事を自身または家族が調理している」と回答した「内食派」は58.5%で、「食事の一部は外食・中食を採り入れて、ほかの多くは自身または家族が調理している」と回答した「ほぼ内食派(24.5%)」を合わせると83.0%と、8割を超えるものの、2023年(89.8%)、2022年(89.1%)に比べて減少しています。コロナ禍の行動制限が解除された直後に比べて、コロナ前の「日常」に戻りつつあると推察されます。

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