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電通、最新の「欲望未来指数」から消費意欲の活発化を予測

共同通信PRワイヤー / 2024年12月4日 11時15分


(2)具体的な事象としての4要素

・圧倒的成績や偉業を達成するアスリートや文化人に関連するアイテムで、ご利益にあやかりたい。

・商品そのものも、商品名も、優しさのフィルターバブルで包み込んだようなものに惹かれる。

・自身の生活スタイルにも「仲間がいる」安心感として「界隈」が心理的安全性を担保してくれる。

・自分の劣等感を吹き飛ばしてくれる“自己肯定感”を爆発的に上げるコンテンツが人気に。


(3)「11の欲望」視点での考察

 新型コロナウイルスの影響が大きかった2023年までは「2.無理のない自由への欲望」や「3.心身平常運転の欲望」に代表されるような「波風や浮き沈みの少ない、いつもと変わらない平穏」を求める欲望が上昇傾向でしたが、今回その2つの欲望は前回調査から引き続き、低調の傾向にあります。一方で、「1.他人という鏡に映した欲望」「6.資本集中型消費欲望」「7.守りたいものがある欲望」といった外向き・内向きの両方向で欲望が高まっているという結果から、生活の中で自身を明るい気分や前向きにしてくれるものを手に入れる消費行動により、ポジティブな暮らしを人々が望んでいる様子が伺えます。


 当社は今後も、人々の消費行動を駆り立てる感情である「欲望」の視点を組み入れた消費者理解を追求し、より深いカスタマージャーニー(顧客の製品・サービスの購入に至るまでの過程)設計、PDCAの仕組みづくりなどの支援を通じて、企業のマーケティング活動の高度化や効率化に貢献していきます。


 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412030994-O14-RSn1mNZ1


<第9回「心が動く消費調査」概要>

・対象エリア:日本全国

・対象者条件:15~74歳

・サンプル数:計3000サンプル(15~19歳、20代~60代、70~74歳の人口構成比に応じて割り付け)

・調 査 手 法:インターネット調査

・調 査 時 期:2024年11月8日(金)~ 11月13日(水)

・調 査 主 体:株式会社電通 DENTSU DESIRE DESIGN

・調 査 機 関:株式会社電通マクロミルインサイト


※1 人間の消費行動に強く影響を及ぼすドライバーとなる感情を「欲望」と定義し、消費者が消費に至るまでの動機や行動を研究した結果得た知見を、パートナー企業にソリューションとして提供するプロジェクト。

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