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積水ハウス、家がまた誰かの家に生まれ変わる「循環する家(House to House)」

共同通信PRワイヤー / 2024年12月4日 14時30分

積水ハウス、家がまた誰かの家に生まれ変わる「循環する家(House to House)」

2050年までの実現へ向けた具体的なアクションを住宅業界ではじめて宣言


2024年12月4日

積水ハウス株式会社


 積水ハウス株式会社は、住宅業界におけるサーキュラーエコノミー移行を目指し、具体的なアクション「家がまた誰かの家に生まれ変わる『循環する家』Circular Design from House to House」(以下、「House to House」という)と2050年までの達成目標を、本日、住宅業界ではじめて宣言します。


「House to House」概念図

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412041070-O4-lR4I3i6J


 

 「House to House」とは、あらゆる段階で資源の効率的・循環的な利用を図りつつ、付加価値の最大化を目指す社会経済システム「サーキュラーエコノミー」への移行における当社の取り組みで、家がまた次の家の資源として循環することの実現を目指す取り組みです。3万点以上*1からなる家の部材を見直し、リサイクル部材(リユース、リニューアブル等を含む)*2だけで構成された家づくりと、その持続可能な資源利用を目指して、「つくり方から、つくりなおそう。」をスローガンに掲げ、活動しています。

 将来的な資源枯渇リスクなどの環境課題が顕在化する中、「Bottle to Bottle」や「Car to Car」など、リサイクルをはじめとした「サーキュラーエコノミー」移行への取り組みが、さまざまな業界で動き始めています。しかし、多数のサプライヤー様が関係する住宅業界において、当社だけでの「House to House」の実現は非常に難しく、相当広い範囲で部材ごとのリサイクル開発が行われなければ、実現が困難です。そのような状況の中、具体的なアクションとして「House to House」を宣言することで、サプライヤー様をはじめ、業界のさまざまな関係各所と協力しながら、「サーキュラーエコノミー」移行につなげます。


 積水ハウスは「House to House」を通じて、住宅業界における「サーキュラーエコノミー」の取り組みをリードしていきます。


■「House to House」の実現に取り組む背景と意義

 2020年に欧州で新たな「循環型経済行動計画」が発表され、日本でも同年経済産業省が「循環経済ビジョン2020」を公表するなど、将来的な資源枯渇リスク、顕在化する環境課題等を背景に、今社会全体でリサイクルをはじめとした、サーキュラーエコノミーへの移行が求められています。しかし、住宅においては、3万点以上の部材*1が使われていること、広範に及ぶ多数のサプライヤー様と関わること、さまざまな素材が組み合わさった複合材が多く使われていることなどから、マテリアルリサイクルを実現するにはこれらひとつひとつの部材をさらに分解・分別し、素材ごとに分けることが必要であるため、住宅業界における「House to House」実現は非常に難しいのが現状です。そのため、相当広い範囲で部材ごとのリサイクル開発を行い、サプライチェーンの全ての段階を通じて、多くの企業の皆様と共に取り組んでいくことが重要です。

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