有効性と安全性の促進:CStone社、第66回ASH年次総会で進行性リンパ腫に対するCS5001の最新臨床データを発表
共同通信PRワイヤー / 2024年12月10日 17時15分
CS5001は、固形がんおよびリンパ腫の両方で臨床的な抗腫瘍活性を示すことが知られている最初の抗ROR1 ADCです。ASHで発表されたデータは、進行性リンパ腫患者に対するCS5001の単剤療法としての最新の安全性と有効性を強調するものです。
CS5001は、前治療の多い進行性B細胞リンパ腫患者において良好な忍容性を示しました。用量制限毒性(DLT)は用量レベル10(DL10)まで報告されていません。
進行したホジキンリンパ腫(HL)(ORR=60.0%)および非ホジキンリンパ腫(NHL)(ORR=56.3%)において、ROR1発現量に関係なく、有効量から高い客観的奏効率(ORR)を示す有望な抗腫瘍活性が観察されました。予備的推奨第2相用量(RP2D)であるDL8(125μg/kg)では、進行B細胞リンパ腫で76.9%という顕著に高いORRが観察され、これには評価可能な3例の完全奏効または部分奏効が含まれ、非ホジキンリンパ腫では70%のORRが観察されました。
現在、CS5001の国際多施設共同第1相試験が米国、オーストラリア、中国で進行中です。用量漸増は完了し、選択的DLのための患者のバックフィルが進行中です。登録の可能性がある複数のがん種を対象としたフェーズ1b用量拡大試験が間もなく開始される予定です。
蘇州、中国、2024年12月10日 /PRNewswire/ -- 抗癌剤の研究開発に注力するイノベーション主導型のバイオ医薬品企業であるCStone Pharmaceuticals(以下「CStone」、 HKEX: 2616)は、本日、第66回米国血液学会(ASH)年次総会において、CStoneパイプライン2.0の主要資産の一つである抗ROR1 ADCであるCS5001の最新の臨床データを発表しました。これらのデータは、リンパ腫治療薬としての本化合物の可能性を強調するものです。
受容体チロシンキナーゼ様オーファン受容体1(ROR1)は胚性チロシンキナーゼ様分子であり、発癌性シグナル伝達を促進する複数の経路に関与しています。ROR1は血液悪性腫瘍や広範な固形癌で高頻度に過剰発現している一方、正常組織では発現が低いか、あるいは存在しません。そのため、ROR1は魅力的な抗癌剤の標的となっています。CS5001は、固形がんおよびリンパ腫の両方で臨床的な抗腫瘍活性を示すことが知られている最初の抗ROR1 ADCです。
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