EY Japan、「第2回 学生ルール形成アイデアコンテスト」優勝は LLP GTIE グループに決定
共同通信PRワイヤー / 2024年12月13日 11時15分
●社会平和、政治、新しい働き方、世の中にイノベーションを促すテーマなど幅広くルール形成のアイデアを募集し、100近くの団体がエントリー
●優勝団体は、「夢を持ち、自分で社会を変えられる」という新たな規範を生み出すことを志向し、ルール形成アイデアを具体的に提言
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 近藤 聡、以下EYSC)は、若者ならではの視点で社会を変えるアイデアを募集する「第2回 学生ルール形成アイデアコンテスト」の最終結果を発表しました。
本コンテストには、94団体376名からの応募があり、1次審査を通過した3団体により、12月6日にEY日比谷オフィスのEY wavespace™で最終プレゼンテーションが行われました。優勝、準優勝、3位の団体には、賞金が授与されたほか、今後、日本国内の政党青年局などへ向けたプレゼンテーションが予定されています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412131622-O1-0iGgdXk0】
集合写真
優勝、準優勝、3位は以下の通りです。
■優勝
●タイトル:「夢教育のインフラ整備」~「夢持ち行動する人口」を増やす~
● 団体名:LLP GTIE グループ
● メンバー:早稲田大学 浅野 充輝 氏/早稲田大学 三ツ谷 寛羽 氏/東京科学大学 足立 零生 氏
● アイデア概要:「夢コーチング」と呼ばれる教育プログラムを義務教育段階から導入することにより、日本の若者が夢を見つける機会を提供するとともに、それに向かって行動する能力を養う仕組みを提言。本プログラムでは、学校教育法の改正や学習指導要領の見直しを通じて、小中学生の発達段階に応じた3段階の取り組み(Explore・Experience・Extend)を提案。具体的には①「答えを提供しない環境づくり」、②「学校側の積極的な機会提供」、③「夢のクラウドデータ化」の3つの柱からなるシステムを整備することで、教育効果を最大化する仕組みを提言している。
● 評価ポイント:「日本は夢を描く経験の歴史が浅いが故に夢を描く能力が育っていないのではないか?」という斬新な課題仮説に基づき、夢を持つ若者が少ないという点を日本固有の社会課題として独自に定義した。「小学生の段階から自分で国や社会を変えられる自己肯定感を養わせる」という新たな規範を生み出すことに対して、具体的な解決策を示した点を評価。特に、「夢」という概念が比較的新しい概念であり、その定義も曖昧であることに問題意識を持ち、そこから「選択肢を広げるルール形成」にまで昇華させた点が評価できる。また、「夢」という普遍的なテーマを軸に、国内外で広がりのある教育モデルを構築する可能性も高く、日本社会全体のイノベーションと挑戦文化の発展を後押しするアイデアとなっている。社会的な共感を呼び起こし、長期的にはEYのパーパスである「Building a better working world」にも寄与することが期待される。
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