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EY調査、アジア太平洋地域の財務コントローラーは、今後の役割変化を予想し価値創造を重要視

共同通信PRワイヤー / 2025年1月17日 14時0分

- EY DNA of Financial Controller Reportによれば、アジア太平洋地域の財務コントローラーのうち88%が、今後5年間で役割が大きく変化すると予想している

- 財務コントローラーの役割に大きな可能性:アジア太平洋地域では、35%が「価値創造」に軸足が移ると予想する一方で、多くはこうした変化を起こすために必要な支援を得られていない

- アジア太平洋地域では、23%が将来の役割が現在とは大きく異なるか「未知の」スキルが求められると予想しており、将来の役割も現在と同様と考えているのはわずか12%


EYは、変化する財務コントローラーの役割を把握するため、28の国と地域の1,000人以上の財務コントローラーを対象に行った調査「2024 EY DNA of the Financial Controller Report」を発表したことをお知らせします。アジア太平洋地域の財務コントローラーは、今後5年間でその職務が激変し、データやテクノロジーを活用できる人材に大きなチャンスが到来すると予測しています。しかし、この変化が意味することについては不確実性があり、財務コントローラーの多くはこの変化に対応するために必要な支援を受けられていないと感じています。


本調査では、アジア太平洋地域の財務コントローラーのほぼ10人に9人(88%)が、2030年までにその職務が劇的に変化すると予想しています。また、35%が、価値の保護と最適化という従来の基盤を離れて、事業の成長を積極的に支援するという価値創造に重点が置かれるようになると予想しています。


未知のスキル

調査対象となった財務コントローラーのおよそ4分の1(23%)が、10年後までに、まったく異なる、おそらくは「未知の」スキルがその役割に求められるようになると予想しています。将来の役割も現在と同様だろうとしているのは12%に過ぎません。


EY Asia-Pacificのアシュアランスリーダーであるマイク・ライトは次のように述べています。

「財務コントローラーの職務は急速な変化の渦中にあります。アジア太平洋地域の財務コントローラーは、コンプライアンスや効率性の確保といった従来の役割にとどまらず、財務の変革、イノベーション、成長を推進しています。企業を長期的な価値創造へと導いていくのには、こうしたシフトが極めて重要となります。適切なリソースが与えられていれば、財務コントローラーは、財務部門全体を変革し、自信をもって未来を形づくることができる、まさにチャンスともなり得る職務なのです」

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