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天神さまの飛梅を後世に 京都・北野天満宮の御本殿前「飛梅」の苗木を東京・湯島天満宮に奉納

共同通信PRワイヤー / 2025年1月24日 15時17分

天満宮の象徴とも言える梅を後世に守り伝え、千有余年にわたる天満宮の歴史を繋ぐ意味において、今後も本社である

北野天満宮から積極的に梅の保存に努めていくのはもとより、この庭上の梅が天神信仰上、大変意義のある「飛梅」であることから、今後この成果を「令和の飛梅」として、全国各地の天満宮に還元できるよう進めていく所存である。


<取 材>


湯島天満宮

〒113-0034 東京都文京区湯島3丁目30-1

TEL 03-3836-0753 FAX 03-3836-0694


北野天満宮

〒602-8386 京都市上京区馬喰町 

TEL 075-461-0005 FAX 075-461-6556  


<参考資料>

■  植樹する「飛梅」の苗木について

 近年、ウメやモモなどのバラ科植物に広く感染する“ウメ輪紋ウイルス“が世界各地に広がっています。歴史的に貴重な「飛梅」を後世に引き継ぐべく、北野天満宮と住友林業は2009年、『北野天満宮“御神木の梅”研究開発プロジェクト』に着手し御神木の梅に関する調査、研究をしてきました。住友林業は、これまで培養に成功したサクラなどでの経験や既報文献を参考に組織培養による飛梅の増殖に取り組み、5年の歳月を経て2015年、世界で初めて花梅の組織培養による増殖に成功。増殖した飛梅の苗木は、2022年3月に開花しました。

本植樹式で植樹する北野天満宮の御本殿前「飛梅」の苗木は、2017年に梅苑「花の庭」に植えられたもので、樹齢10年、高さ3mほどの苗木です。


■  「飛梅」組織培養のこれまでの取り組み

2009年 4月   東京都青梅市の梅で国内初のPPV※1感染が確認される 

2009年 12月    北野天満宮 “御神木の梅” 研究開発プロジェクトに着手

         調査研究方針の決定、保護・保存対象木の選定

2010年

 |       組織培養技術の予備研究・開発に着手  

2011年

2012年  1月     北野天満宮 “御神木の梅”からの材料採取を開始 

2015年  2月     組織培養による御神木の梅の増殖に成功 

         【参照】:プレスリリース「北野天満宮本殿前“御神⽊の梅”の組織培養による苗⽊増殖に成功」(2015 年 3 月 )

         https://sfc.jp/information/news/2015/pdf/2015-03-11.pdf

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