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天神さまの飛梅を後世に 京都・北野天満宮の御本殿前「飛梅」の苗木を東京・湯島天満宮に奉納

共同通信PRワイヤー / 2025年1月24日 15時17分

2017年  3月  培養苗が北野天満宮に里帰り

         【参照】:プレスリリース「北野天満宮の御神木「紅和魂梅」の培養苗が里帰り」(2017年3月)                

                             https://sfc.jp/information/news/2017/pdf/2017-03-09.pdf

2022年  3月  組織培養で増殖した苗木が世界で初めて開花 

         【参照】:プレスリリース「北野天満宮、御神木の飛梅、組織培養で増殖した苗木が世界で初めて開花」(2022年3月)

           https://sfc.jp/information/news/pdf/2022-03-04.pdf

※1 ウメ輪紋ウイルス(plum pox virus):梅や桃などのバラ科植物に広く感染し、感染した植物は葉に輪紋が生じるほか、花弁に斑が入るなどの症状が確認されています。


■  組織培養法による増殖技術概要

    【組織培養の流れ】

①冬芽を採取し、その中から芽の分裂組織(茎頂部)だけを顕微鏡下で摘出する。

②御神木の梅用に開発した培養液を入れた試験管中に茎頂部を入れ培養することにより、茎頂部は大量の芽の塊(多芽体)に成長する。写真1

③多芽体を固体培地で培養することにより、多芽体から芽が伸長する。写真2

④伸長した大量の芽(シュート)を1本ずつ切り分け、発根を促す培養液を添加した人工培養土に植えつけると、4週間程度で発根し、完全な植物体(幼苗)が再生される。ここまでは、無菌条件下で行なわれる。写真3

⑤外の条件に慣らすため温室内で育苗する(順化処理)。写真4

⑥温室内で十分に成長した苗木は畑で育成する。写真5

⑦苗木は畑で育成することによって、大きく伸びる。写真6

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