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<2月1日はフレイルの日> ツムラ 新プロジェクト発足「50歳からのフレイルアクション」

共同通信PRワイヤー / 2025年1月30日 14時0分

 50代でも筋力、筋肉量は減少してきていますが、普通はまだ生活に影響するほどではありません。しかし、50代という変化の大きな時期に何も対策を講じないでいると、60代、70代とさらに筋肉は減少してちょっとした動作や生活にも影響が出るようになり、また気分的にも行動変化に結びつけるのは難しい、まさに取り返しのつかない状況に陥るリスクがあります。50代ならまだ十分に加齢変化を止め、あるいは回復することも期待できますので、まだ間に合うという意味でフレイル対策はこの時期に始めるのがよいでしょう。


【秋下先生からのメッセージ】

50代ではまだ働いている方が多く、職場の健診も義務化されていることから、健診結果に対する指導も含めて一般的な健康意識の高さにつながっているかと思います。しかし、この年代の健診や啓発はメタボなどの生活習慣病による心血管病の予防と、がんの早期発見に重点が置かれており、フレイルなど高齢期の問題まで行き届いているとは言えません。皆さんにほぼ確実にやってくる老後の人生を考えて、今からフレイル対策に取り組むことの重要性を痛感しています。まずはフレイルチェックを行いましょう。そして、フレイルの可能性があれば、気になりつつも見過ごしていた体力の衰えを回復する筋トレや、栄養摂取に少しの時間を割いてください。もちろん、心配な方はまず医師に相談ください。「50歳からのフレイルアクション」、手遅れになる前に実践しましょう。


秋下 雅弘先生(東京都健康長寿医療センター センター長)

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202501263373-O16-81hK99DZ

1960年鳥取県生まれ。1985年東京大学医学部卒業。東京大学医学部老年病学教室助手、ハーバード大学研究員、杏林大学医学部助教授、東京大学大学院医学系研究科教授などを経て、現職。高齢者への適切な薬物使用について研究し、学会・講演会・新聞・雑誌などで注意を喚起している。日本老年医学会で「高齢者に対して特に慎重な投与を要する薬物リスト」を含む薬物療法のガイドラインを中心になって作成。ほかに、老年病の性差、性ホルモンに関する研究。


身近にできるフレイルチェック

 フレイルは、健康から要介護へ進む中間の状態ですが、フレイルの状態に移っていることに自分では気づかない場合も少なくありません。ただ、フレイルは早い段階であれば、健康な状態に戻すことも可能です。本プロジェクトでは、ご自身や周囲の方にフレイルの兆候がないかを身近に確認できる以下のフレイルチェックを広く呼び掛けていきます。

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