EY 調査、世界のライフサイエンス業界のM&Aで小規模化・スマート化が進む
共同通信PRワイヤー / 2025年2月6日 11時0分
EY Global Life Sciences Deals LeaderのSubin Baralは、次のように述べています。
「前年に買収した企業の統合を進める医薬品大手にとって、2024年は『消化の年』となった可能性があります。ただ、M&A意欲は相変わらず高く、バイオファーマ企業が2024年に締結した取引の件数は、前年を上回りました」
「企業はスマートなボルトオン型M&Aに重点を置き、これまであまり注目されていなかった領域で価値を模索しました。こうした戦略的なマインドセットは2025年になっても変わらないでしょう。その一方で、ビジネス環境をめぐっては楽観的な声も強まっており、ファイヤーパワーが現在の1兆3,000億米ドルからさらに増える可能性もあります。今後5年間で医薬品大手全体の収入の3分の2近くがM&A取引から生じる見込みであり、ディールは今後もライフサイエンス企業の戦略の中心であり続けると考えられます」
2025年の展望:
1. ディールが今後もライフサイエンス戦略の中心であることに変わりはなく、企業は強固な提携アプローチで、自信を持って未来を形づくる必要がある。
2. アジリティを備え、戦略的機会をうまく生かすことができる企業は、ディールの小型化・スマート化で、大きな投資リターンを得られる可能性がある。
3. M&Aでは疾患領域の重視が引き続き主な優先事項となる。また、ポートフォリオの優先順位づけも続けられ、企業は非中核資産を売却する一方、優先分野に投資をすると予想される。
4. AI関連のスタートアップ企業や中国のバイオテック企業など、イノベーションの従来の技術領域や地理的地域以外の企業とのM&Aにより、成長を加速させる道筋をつけることができる。
5. すべてのM&A戦略において、大きな投資リターンを実現するには、文化と変革体験をエグゼキューション戦略の中心に据えた、徹底的なエグゼキューションが欠かせない。
本レポートのすべての内容は、ey.com/firepowerからご覧いただけます。
※本ニュースリリースは、2025年1月13日(現地時間)にEYが発表したニュースリリースを翻訳したものです。英語の原文と翻訳内容に相違がある場合には原文が優先します。
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